鳴海高校在学中の宮國琉妃(みやくに・るい)さんが競馬学校騎手課程受験に合格し来春から入学するそうです。頑張って欲しいですね。
◇記者コラム「ターフビジョン」
JRAが先月発表した競馬学校騎手課程合格者の中に、中京競馬場に縁の深い女子高校生の名前があった。名古屋市瑞穂区出身で16歳の宮國琉妃(みやくに・るい)さん。中学3年だった昨年は不合格だったが、どうしても騎手になりたいと、高校に通いながら腕を磨き、2度目の受験で競馬学校の門をこじ開けた。
「うれしいです。合格発表で自分の名前を見つけた時は『ヨッシャー!!』って大きな声が出ました」。そう喜びを語る琉妃さんが騎手を志したきっかけは、小学5年の時に見た凱旋門賞。父の伸幸さんが競馬好きで、たまたま一緒にテレビで見ていたのだが、華やかな雰囲気に目を奪われた。いつかあの舞台に立って1着を―。もともと体を動かすことが大好きだった娘の夢をかなえてやりたいと、母の綾子さんが、中京競馬場のスポーツ少年団を勧めて、小学6年から努力を重ねてきた。
目標の騎手はルメールだが、身近にお手本となる先輩がいる。新人の小沢大仁騎手(18)=栗東・松永昌=とは3学年差あるが、同じタイミングで中京で乗馬を始めた仲。「小沢さんのように信頼される騎手になりたい」と一緒に活躍するのを夢見ている。
競馬学校の卒業は簡単なことではないが、「一度決めたことは必ずやりとげるのが長所。負けず嫌いなんです」という性格ならきっとクリアしてくれるだろう。余談だが、来春まで在籍しているのが馬術部のある名古屋市緑区の鳴海高校で、そこは記者の母校。後輩のデビューを楽しみにしている。(黒柳勝博)
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16歳女子高生が競馬学校騎手課程に合格:小沢大仁騎手と同じタイミングで乗馬を始めた宮國琉妃さんと中京の縁(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース
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