有松村開村400年記念行事の1つが発表された記事です。
「お触れ書き」高札を再現したものが区民まつりでお披露目されるそうです。
鳴海地区でもUFJ鳴海店前に高札場を再現させようという動きがありますが、有松は一足早く「高札」を掲げることになります。
場所は固定せず、予定されている記念行事で高札を地域のシンボルとしてその場その場で掲げるようです。
自分も緑区区民まつり(みどり・シティ・フェスティバル2007)で実物を拝見したいと思います。
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旧有松村で「お触れ書き」再現した高札 開村400年記念実行委が制作
旧東海道の古い町並みが残る名古屋市緑区有松町の有志が、四百年前に尾張藩が出した「お触れ書き」を再現した高札をつくった。旧有松村が誕生するきっかけになったお触れ書きは、地域のルーツとも言える存在。開村四百周年を迎える来年、各種の記念行事で高札を地域のシンボルとして掲げる。
開村を証明する公文書が現存する例は珍しいことから、来年の記念行事の目玉の一つにしようと、「有松開村四百年記念実行委員会」が制作した。
高札は六十センチ四方の大きさで、お触れ書きを毛筆で採録。その半分の大きさの札に解説も付けた。
有松はもともと人気のない松林だったため、旧東海道を整備していた尾張藩が集落をつくるため、一六〇八(慶長十三)年にお触れ書きを出した。
知多半島の庄屋や農民らに対し、税を免除するなどの特典を与える代わりに、移住を奨励する内容で、郷土史家の成田治さん(74)は「お触れ書きに記された新町(あらまち)がなまって、有松の地名の語源になったという説もある」と語る。
お触れ書きによって、祖先が知多半島から有松に移住してきたという老舗の絞り問屋の八代目、竹田嘉兵衛さん(67)=同実行委員長=は「高札を村のシンボルとして、各種のイベントで飾りたい」と話している。
高札は十月二十日に大高緑地で開かれる「緑区民まつり」でお披露目される。
来年の記念行事では、地元特産の絞りの活性化を目指し、新作の絞りをパリで披露するほか、絞りを生地に使ったクールビズのシャツを作るなど、計三十一のイベントを計画している。
元記事(中日新聞)
中日新聞:旧有松村で「お触れ書き」再現した高札 開村400年記実行委が制作:愛知(CHUNICHI Web)
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