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甘く香る菊 中電、開発にメド(10/18)

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なし 甘く香る菊 中電、開発にメド(10/18)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2007/10/23 12:29
narupara  管理人   投稿数: 7555
中部電力の技術開発本部で生産量日本一を誇る菊栽培へ新種を開発したそうです。

-----以下記事-----
甘く香る菊 中電、開発にメド
生産日本一 愛知の栽培農家後押し

 地場産業に貢献する一環で菊の新品種の開発に取り組んでいる中部電力が、甘い香りのする菊の開発にメドをつけた。花の色や形、枝ぶりに特色を持たせた様々な種類が市場に出回っているが、香りに照準をあてた菊は珍しい。今後も技術開発本部(名古屋市緑区)で栽培を続け、農水省への品種登録や農家での栽培、市場への流通を目指す。

 中電は2001年から菊の開発を始め、これまでに6品種の品種登録を農水省に申請している。一部は愛知県内の複数の農家で栽培してもらうまでにこぎつけているが、香りにこだわった品種の開発にメドをつけたのは初めてだ。

 甘い香りの菊は、菊の系統保存をしている広島大学の協力を得て、花に香りを持つ野生種と、既存の栽培品種を交配させて種子を作り、バイオ技術を使って試験管の中で人工的に発芽させて育成した。

 今年初め、苗を技術開発本部敷地内の畑(約30平方メートル)に、初めて移植したところ、約1週間前から開花し、黄色くて大きさが7~8ミリと小粒の花をつけた。周辺にはハチミツのような甘い香りが漂い出している。

 担当したバイオ技術グループの津田その子さんは「新品種を開発するには、数年がかりとなるため、根気が必要でした」と言う。ただ、市場に出していけるかの評価などはまだこれからだ。

 愛知県は菊の生産額が275億円(05年)で、全国シェア(占有率)は33%と日本一。だが、マレーシアや中国、韓国などからの安い輸入菊に押されているうえ、冬にはハウスの暖房に使う重油価格の高騰でコストがかさみ、栽培農家の経営は厳しい。

 ハウス栽培では電照に電力が消費されており、中電は今後も地域との共生を目指して、市場性の高い品種づくりを課題に据える。

 中電は17~18日に技術開発本部で開催している研究技術発表会「テクノフェア2007」でも、菊の開発の成果を紹介している。

元記事(読売新聞):
甘く香る菊 中電、開発にメド : 中部経済 : 中部発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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