本日は2点、報告をさせていただきます。
■「なごや近世武家文化」春の観光キャンペーン
名古屋観光コンベンションビューロー(外部リンク)
http://www.ncvb.or.jp/contents/■福祉人材センター緊急移動相談事業
1点目は、「なごや近世武家文化」春の観光キャンペーンについてです。(ポスターを指し)これが「名古屋嬢デビュー。」"NAGOYAさあ華やかな近世武家文化の世界へ。"ということで、このポスターを作りました。
名古屋開府400年に向けて、名古屋に集積する「近世武家文化」の魅力を発信する観光キャンペーンを行います。これは昨年秋に実施をしたもので、今回が第2弾ということになります。
尾張の姫君をモチーフに、豪華・華麗な近世武家文化の魅力を表現しました。尾張のお姫様は「名古屋嬢」のルーツであるということで、このようなポスターを作りました。
今週の土曜日、7日から5月10日「御殿の日」までのキャンペーン期間中に予定されているイベントの中から主なものを紹介します。
天守閣再建から50周年になります。「名古屋城春まつり」として、夜桜のライトアップやステージイベント、西北・東南2つの隅櫓の特別公開などを実施すると同時に、天守閣2階展示室では、「江戸時代尾張の絵画巨匠・中林竹洞(なかばやしちくとう)」を開催します。あまり聞いたことのない名前かと思いますが、戦前までは非常に人気のあった作家だそうです。
江戸時代に京都で活躍した、名古屋出身の代表的な画家で、その代表作品や著書など120点を一挙公開する、はじめての展示会となります。
5月10日、「御殿の日」には、「名古屋城検定」を国際会議場において実施します。今回は3回目となる初級検定のほか、はじめて初級合格者の中から中級検定も行います。ぜひ多くの方にチャレンジしていただきたいと思います。
現在、967名の初級認定者がいらっしゃいますが、一部の方々が検定の公開講座の運営ボランティアとして活躍し、ゆくゆくは自分たちで公開講座を企画しようという話し合いもされていると聞いています。開府400年となる来年は、さらに上級検定も予定していますので、名古屋を「知れば知るほど好きになる」、そういう市民の輪が広がっていくことを願っています。
キャンペーンは、旅行雑誌やインターネットの大手旅行サイトと連携して広くPRしていきます。このサイトでは、主に若い女性をターゲットにした宿泊プランも組まれるとのことですから、これを機に多くの皆様に名古屋を訪れてほしいと思っています。
2点目は、企業等を離職された方に対する、福祉・介護の就職相談事業についてです。
派遣切りや雇い止め等による離職者の増加が大きな問題になっている一方で、福祉や介護の現場では、人材不足に悩んでいる事業者も少なくありません。
そこで、来週10日(火曜日)、北区の総合社会福祉会館において、愛知県社会福祉人材センターなどと連携し、企業等の離職者を対象に、福祉・介護職への再就職の相談・説明会を開催します。
会場では、福祉や介護の仕事内容や必要な資格などに関する全般的な相談に応じるとともに、市内で高齢者福祉施設を運営する15の社会福祉法人による就職説明会を実施します。施設の職員が離職者の方々と直接面接し、丁寧に説明をいたします。
企業を離職された方々には、福祉や介護の仕事に馴染みのない方が多いかと思いますので、うまく橋渡しができればよいと思っています。
名古屋市:平成21年3月2日 市長定例記者会見(市長の部屋)
http://www.city.nagoya.jp/mayor/kaiken/h20/nagoya00065312.html