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【市長】平成21年3月16日定例記者会見の内容

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なし 【市長】平成21年3月16日定例記者会見の内容

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/3/19 10:51
narupara  管理人   投稿数: 7555
報告前
●定額給付金給付事業等実施本部の設置
定額給付金・子育て応援特別手当について
http://www.city.nagoya.jp/kurashi/teigakukyufu/

報告事項
●開府400年祭
名古屋開府400年祭
http://www.city.nagoya.jp/kankou/kaifu/nagoya00047840.html

●東山公園の再生
東山動植物園ホームページ(外部リンク)
http://www.higashiyama.city.nagoya.jp/index_pc.php

話題事項
●名古屋平成中村座
●因田副市長の退任


本日は、平成20年度最後の記者会見になります。

この1年間を思い起こしてみますと、まず昨年の4月には、道路特定財源の暫定税率が失効し、再可決までの間、本市でも一部の工事が延期せざるを得ないという影響がありました。後期高齢者医療の導入に際しての市民の混乱もありました。道路特定財源の一般財源化を巡っては、「これを地方交付税増額の原資に」という筋の通らない議論も一時期ございました。大変心配致しました。

百年に一度といわれる経済情勢の悪化の中でも、緊急になすべき国の対策が、政局絡みでなかなか決まりませんでした。末端自治体として、速やかに結論を出してほしいという私どもの思いはなかなか国に届かず、本当にやきもきすることが多く、地方分権の重要性をつくづく感じた1年でした。

定額給付金の問題もそうでした。これは、ようやく今月の4日、国において第2次補正予算の関連法案が成立し、定額給付金の実施が正式に決定致しました。本市においても、先週9日、定額給付金に係る補正予算の議決をいただきました。

これを受けまして、給付に向けた本格的な作業に入るとともに、本日付で「定額給付金等準備本部」を改組致しまして、「定額給付金給付事業等実施本部」を設置しました。

引き続き住田副市長をトップとし、各局室長等を本部員とした全市一丸の体制で、確実に給付事務を進め、住民への生活支援と地域の経済対策という二つの大きな目的が達成できるようにしたいと考えています。

本市では、約100万世帯、224万人もの方が対象となり、給付開始までには今しばらく時間を要しますが、今後、鋭意作業を進めていく中で、1日も早く給付を開始できるようにと指示を致しました。

本日は2点、報告させていただきます。

1点目は、開府400年祭についてです。

開府400年まで、あと300日を切りました。はち丸が手にしているのは、このたび開府400年キャラクターグッズの第1弾として完成した、マスコットキャラクターたちのストラップです。皆さんのお手元には、その現物がお配りしてありますので、手にとってご覧いただきたいと存じます。

これを、今週20日、21日の両日に開催致します、広小路生誕350年の記念イベント「わくわく!ぞくぞく!広ぶらエコぶら350」の会場で販売するのを皮切りに、名古屋城、オアシス21、ナディアパーク、セントレアなど各所で販売致します。

なかなか可愛らしいストラップですし、3つのセットで420円というお値打ち感もありますから、ぜひ多くの方にお求めいただきたいと思います。

はち丸はこれで一旦、退出しますが、会見終了後、この部屋でストラップを手に、撮影に応じたいと切に願ってますので、よろしくお願い致します。

また、先週、東海テレビさんから発表されましたが、開府400年祭のプレイベントとして、「名古屋平成中村座」が開催されます。

この秋の、9月4日から26日までの間、名古屋城の二之丸広場に、江戸時代の雰囲気そのままの芝居小屋を再現し、中村勘三郎さん率いる舞台が繰り広げられます。

代々の尾張藩主は歌舞伎がお好きだったそうですが、中でも7代、宗春公は歌舞伎公演を奨励されたことで有名です。築城400年を迎える名古屋城での本格的な歌舞伎公演は、極めて時宜を得た、魅力的なイベントになると思っています。お聞き致しますと、舞台のどこかを、仕掛けによってぱっとくり抜いて、その時に名古屋城の天守閣が見えるような仕掛けもあるように聞いています。私自身、とても楽しみにしています。

2点目は、来月、東山植物園にオープンする2つの新エリアについてです。

まず、4月18日(土曜日)に「地域の自然学習林」がオープンします。植物園の一番奥にあるエリア約0.8ヘクタールに整備するものです。

ここでは、名古屋地域の自然植生の景観を再現し、カブトムシ、クワガタ、バッタなど多様な生き物が棲む、身近な自然を体験することができます。観察会や学校の自然学習での活用などを通じまして、子どもたちに、自然や生物多様性の保全の大切さを、楽しみながら学んでほしいと思います。今の子ども達は、自然体験が決定的に不足しています。そこで、命に触れていただくことが極めて大切だと思っています。

続いて、4月26日(日曜日)に「東海モデル林」がオープンします。現在、東海の森や合掌造りの家がある周辺、約2.4ヘクタールに整備をするものです。

ここでは、木曽、三河遠州、飛騨など東海地区の里山の風景を再現し、そこに住む人々の生活と植物がいかに密接に関わっているかを学ぶことができます。林業体験、棉やソバなどの栽培・収穫、糸紡ぎや機織などの生活文化の体験など、さまざまな体験学習のプログラムも計画致しております。

この18日、26日のイベントがあるわけでございますが、その期間中、東山は、今週20日から始まる春まつりの最中です。動植物園全体で盛りだくさんのイベントを企画しております。ぜひ多くの皆様にお越しいただき、再生の進む東山で、新しい魅力を発見していただきたいと思います。

報告は以上ですが、あと少し話をさせていただきます。

かねて、因田副市長から私に、辞職の申し出がなされておりました。このたび、3月末日付けで退任を承認することと致しました。

私自身も、辞職の申し出を受けてから、悩み考えていて、ようやく承認をするという結論に達したものでございます。

因田副市長には、助役時代も含め、6年10ヶ月になるわけですが、本当によく助けていただきました。心から感謝を致しております。

とりわけ、市職員時代に培われました総務・人事畑での豊富な経験を生かしまして、行財政改革、あるいは名古屋新世紀計画2010の着実な推進に、大いに手腕を発揮していただきました。私は行財政改革というのは、これ見よがしにみんなが大変な思いをしてあたふたと取り組むものではないと思っています。できるだけじたばたしないで、スムーズにというと言い方が悪いのですが、痛みを強く感じることなく成果をあげていくのが行財政改革だと思っております。そういう点、勘所をよく掴んでやっていただきました。こういうのをパフォーマンス先行で、これだけやってますよという感じでやるということが多いのでありますが、そういうことなく、名古屋の場合は着実にやってきたと思っています。着実にできたのは、因田副市長のお力が大きかったと私は思っております。

これまでのご尽力に、感謝しております。こういうような仕事というのは、人がそう喜びませんから、これを一貫してやってくださったことを、ありがたいと思っています。2010計画を検証してみますと、1期、2期は8割がた達成された。今3期目でございますが、3期目も9割がた目途がついております。私が常々言っておりますバランス・アンド・ステディー、全体的な調和を保ちながら着実にやる、このことが上手くいっているのは、因田副市長の支えのおかげだと思っています。

退任を終えますと、だいたい体調を崩しますので、崩されないように、これからも名古屋のためにお力添えをいただければと思っています。

名古屋市:平成21年1月1日 市長定例記者会見(市長の部屋)
http://www.city.nagoya.jp/mayor/kaiken/h20/nagoya00065893.html
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