間もなく取り壊される予定だった江戸時代の建物を残そうと名古屋市の河村たかし市長が、古い町並が残る緑区有松地区を訪れました。
有松を訪れた河村市長は「開府400年と言っとるんだから名古屋市の手腕が問われます。残さないかん」などと話しました。13日にも取り壊し工事が始まる予定だった建物は、江戸時代末期に建てられた木造2階建ての町家です。老朽化が進んだため、アパートに建て替えられる予定でしたが、市内の歴史的建造物の情報を集めていた河村市長のもとに「古い町並を保つために建物を残してほしい」と、地元住民からの訴えがあり、河村市長が急きょ所有者とかけあい、解体工事を一時中断するよう、要望していたものです。河村市長は今後この建物を改修工事して、貸店舗として活用するなどの事業計画を早急に立ち上げたいとしています。
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