名古屋市交通局は27日、地下鉄桜通線の延伸(野並-徳重)に伴うバス路線再編の素案を、市議会土木交通委員会に示した。延伸部と重複する系統の廃止や短縮が12、最寄り駅に接続するための系統新設やルート変更が14、運行回数の削減が4と計30系統に影響する。
延伸区間には、鳴子北、相生山、神沢、徳重の4駅に加え、鳴子北バスターミナル、タクシーや一般車と共用の徳重交通広場を新設。最寄りの地下鉄駅でより早く乗り継ぎができるようにとの考え方を基本に、利便性の向上とバス事業の効率化を図る。
ルート変更などによる停留所の新設は、荒池2丁目、荒池緑地公園、神の倉赤松、熊の前北、中平5丁目、鳴海町神ノ倉、鳴海町笹塚、平針南2丁目、みどりが丘公園会館の9カ所(いずれも仮称)。廃止は内浜町(瑞穂区塩入町)の1カ所となっている。
市交通局によると、関係する30系統の現行の営業収支は約7億7800万円の赤字。延伸区間の開業で約4億3000万円の減収となるが、再編による効率化で赤字の拡大を約7880万円に抑えることができる。
利用者の意見を取り入れて最終案を作るため、近日中に市のホームページで素案を公表するほか、次の3カ所で地域懇談会を開く。時間はいずれも午後6時半から。
8月17日 緑区役所講堂
8月20日 天白区役所講堂
8月25日 緑文化小劇場
名古屋市バス、廃止・短縮12系統 桜通線延伸で再編素案 - [なるぱら]名古屋市政の備忘録
http://d.hatena.ne.jp/nagoya_ac/20100728/1280287480
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