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[テキスト]平成22年11月15日 河村たかし名古屋市長記者会見

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なし [テキスト]平成22年11月15日 河村たかし名古屋市長記者会見

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2010/12/11 17:30
narupara  管理人   投稿数: 7555
報告事項
街路樹大討論会
なごや緑の基本計画について
http://www.city.nagoya.jp/shisei/category/53-3-3-0-0-0-0-0-0-0.html

名古屋市博物館 企画展「名古屋タイムズの見た名古屋 -昭和21年~39年-」
名古屋市博物館(外部リンク)
http://www.museum.city.nagoya.jp/

児童虐待防止
名古屋市内の子ども虐待について
http://www.city.nagoya.jp/kurashi/category/8-5-3-2-0-0-0-0-0-0.html

報告内容
 それでは、11月15日の定例記者会見を始めます。まず報告事項で、「なごや街路樹大(だゃあ)討論会」の開催についてです。COP10は閉会しましたが、その中で「議論ではなく行動である」、「Not word, but act」ということで、その一環ということで「街じゅうに緑の回廊を!」というのが5つのメッセージの中には入っておりまして、そのまず第一弾をやりたいと思います。



 よく最近になって言っておりますが、高木(こうぼく)密度というらしいんです。これは低木と高木があって、違いは何だったかな。



(当局:高さ3メーター以上が高木。)



 3メーター。高さがちょこっと変わるでということです。高さ3メーター以上が高木という、その都市の面積における街路樹の数が、政令都市で一番、指定都市で一番ということでして、これは意外と知らんですよ。私も聞いてびっくりこいて。石原裕次郎殿の「白い街 名古屋」というのに洗脳されておりましたので、何となく逆のイメージを持っていて。タクシーに乗ったりすると、よう運ちゃん殿に言うんですけれど、「本当か、河村さん」ていう話なんで、ええことは大いに宣伝しないかんということで。



 そういう目で見ると、確かに多いですわ。だけれど、たぶん、道路が広いし直線だもんで、桜通なんか目に入らんわね。この横のふちの方は。そういうことだろうと思いますけれど、大いに宣伝しがてら。



 そうすると反対に、「落ち葉の掃除せんならんで、そんなもん、何だぞ」とか、「信号が見にくいで、そんなもの剪定して切ってまえ」と言う人もおみえになる。反対に「ボーボーにしとかないかん」という意見もありまして。そこら辺のことを一発、皆さんで議論をしようじゃないかと思っております。



 わしのところにも、金城高校のところに、基幹バスの金城のすぐ西側に床屋さんがあるんだけれど、その横に1本ボコンと出ている木があります。でかいの。あれがぶわっと長くなっていて、だいたい中央分離帯ぐらいまである。それをある人が、「あれ、信号が見えんから危ないで、切ってまった方がええ」って、「いやいや、とんでもない。何考えとらっせるんや」と言って。「こんなもの、そのままボーボーにしとかないかん」と私は言った方ですけど。



 そういうことがありますので、「大(だゃあ)討論会」を開催いたしますので、市民の皆さんもふるって、ぜひご参加、また大演説もしていただくようになっておりますので、ご来場いただきたいということです。



 ここでちょっと、何ぞしゃべってちょう。街路樹の説明を。



(当局:今、市長さんが言われたように、名古屋はまず道が広いし道路の延長もあります。そういう意味で、道路率と言うのでしょうか、名古屋の地域に対する道路の面積というものもトップクラスです。そういうものを生かして、やはり街路樹も、今の道路のポテンシャルを生かして、もっともっと育てていきたいと考えています。)



(当局:ただ、やはりいろいろと毛虫の問題とか落ち葉の問題。今ちょうど落ち葉の問題で、課にもずいぶん苦情も入っていますし、両方ですね。「落ち葉がひどい」とか、あと「樋(とい)に詰まった」という話から、「何で今切るんだ」という話ですね。いろいろありますので、喧々諤々(けんけんがくがく)でやって、いい方向を目指していきたいと考えております。以上です。)



 一応そういうことで。またご質問があったら代わります。



 2点目につきましては、名古屋市博物館の「企画展『名古屋タイムズの見た名古屋-昭和21年~39年-』についてです。今週末20日(土曜日)から来月19日(日曜日)まで、企画展「名古屋タイムズの見た名古屋」を開催いたします。お手元に配布しておりますが、今回名古屋市博物館の展覧会としては、初めて、図録を新聞のスタイルで発行いたします。図録というと普通、本のかたちでつくられておりますけれども、今回は昭和20年代、30年代に『名古屋タイムズ』の紙面を飾った懐かしい記事が並ぶ8ページの新聞スタイルで発行することといたしました。



 図録の6ページには、昭和29年に中日ドラゴンズが日本一になったときの記事も載っております。今年は4点差のときには本当に勝つと思っとったけれど、その後にあのような不幸が起こるとは、よもや思いませんでしたが。でも、この29年は、残念ながら、私は23年生まれで6つなので何ぞ覚えておらんかというと、やっぱり覚えとらんですね。いろいろ記憶を。杉下の魔球のフォークボールですな。それから、西沢さんがおったで。杉下さんはまだ生きとらっせるでしょ、元気で。ちょっと前に会いました。



 1部200円とお求めやすい価格で、開催期間中に会場で限定2,000部の販売です。ぜひ博物館に足を運んでいただいて、展示と共に図録を楽しんでいただきたいと思います。



 同時に、前からちょっと言っていたんですけれど、まだ決めたわけではありませんけれど、市民の皆さんが持っておられるお宝映像とまでいかんでも、ちょっと古いやつね。戦後、戦前でもいいですけれど、ちょっとしたまちの写真というのは、なかなかあれ懐かしくていいもんですね。60歳超えたでかどうか、よく分かりませんけれど。



 私のところの古出来町の山車も、西区の人が何かいっぺん新聞に載ったことがありましたけれど、西区の人が昔の8ミリの前かな。何かそういう動画がありまして、ちょこっと瞬間でしたけれど写っているのがありましてね。いたく地元で感動して、みんなで喜んでおりました。昔のそのときに、「古出来」という字がぱっと見えますので、それをちゃんとコンピューターでとって、古出来の山車の字幕に使いました。戦前のやつ。焼けましたものですから、記録がなかったやつが、非常にみんな大喜びだったということがありまして。



 この名古屋タイムズを一つきっかけに、名古屋市民の皆さんが持っておられるお宝とまで言わないやつでもいいですから、画像と普通の写真とか、セピア色になっとらんでもええですけれど、そういうのをどこか集めて、みんなで昔の思い出に浸るというのも、これもまた1つの楽しみではないかという企画をしたいと思っております。取りあえずは博物館のこの企画展にぜひお越しをいただきたいということです。



 さっきの街路樹のやつも、今日もちょっと幹部会で言っていましたけれど、写真コンテストをやるようですので、そこまでやるんだったら、ミスター街路樹みたいなやつをね、ひとつ人気投票で。ミスコンをやると怒られるそうですので。イチョウは雄雌があるのか。分かりませんけれど、名古屋の街路樹ナンバーワンというのを、1本のパターンと、街路樹ですので通りのパターンというようなことでちょっとやると、なかなか面白いことが起こるのではないかという感じがします。そういうようなことも企画しておりますので、今日、局長に聞きましたけれど、ぜひ緑政土木局の方でお願いします。



 私からは以上です。



質疑応答
◎11月定例会について
(記者)

 今週11月定例会が開催されますが、あらためて意気込みなどをお聞かせください。



(市長)

 この間、発表しましたけれど、まず経済対策を89億円やらせていただくと。非常にきめ細かく身近な事業ですね。生活道路の舗装、補修とかいうようなところに、なるべく多くの仕事が行きますように配慮したいと思っております。それから、地元の主要企業の皆さんの力になれるように、地元発注優先、前倒し発注、こういうこともやっていきたいと思っております。何年からでしたかね。平成何年にいっぺん、大型のがあったようですけれど、それ以来の大型の補正になります。ちょっとでも市民の皆さまの生活の力になりたいということです。まず、それが1つ。



 それから、減税についてですが、恒久減税を通してもらわないかん。何が何でも、ということでして。国が増税大魔王みたいになってまって、その中で名古屋、愛知地区をやっぱり税金が安いまちにして、世界中からぜひ企業や住んでいる人に来てもらって、上海とかシンガポールに負けんような魅力のある地域にしたいということです。



 議会の方でも景気対策とかいろいろ言われますけれど、減税がすべてではありません。何べんも言うように。だけれど、まず減税が非常に大きなトリガー、引き金になるということは間違いないことでして。名古屋の減税の知名度は、シドニーでも「10%を知っているか」という質問をしなかったもんだでか分かりませんけれど、僕のしゃべった外人は全部知っていましたね。ですから、どうでも継続しないかん。そういうふうに思っております。



 それから、議員報酬につきましては、800万円という本線は崩しません。だけれど、どういうふうにそこへ持っていくかについては、ぜひ議論をしながら。必要な政治的な活動費ですね。活動費というか、システムというのか。そういうものについては、また同時になると思いますけれど、議論をしながら進めていくと。



 だけれど、お金だけじゃないもんで絶対ではないと、この間、公明党さんのときにも言いましたけれど、やっぱり党に右に倣えというのはどうなのかと。それから、議員の数がこれだけおっていいかとか、個人個人になっていったときには、今は大部屋システムになっていますけれど、個人的な仕切りをちゃんと、個人個人にした方がいいんじゃないかとか。いろいろなほかの仕組みも考えることが必要なのだろうとは思っております。



 そういう流れの中で、今の政務調査費という月50万円、年間600万円の今の仕組みも、やっぱり考えていかないかんだろうなというふうに思っております。問題はやっぱり地方自治法の解釈の中で、裁判例で非常に厳しく「政治活動に関する経費の一部を」というふうに書いてあるでかなんでか分かりませんけれど、そういう運用がされておりますので、そこら辺のところはどうなるのかというのも課題になってくるかと思います。



 主だったところでは、そういうことではないかということですね。



 それから、今日幹部会でも言いましたけれど、ボードにもありますけれど、児童虐待防止推進月間ということで、先週も話したかと思いますけれど、こういうのをかけておくのは大事なんですけれど、バッチを付けておればいいというもんじゃないわけですよ、本当に。行動できることは、せないかん。



 早1週間ぐらいたちますけれど、滋賀県の、某新聞に出ていましたけれど、0歳児の子どもをもっておられる方にクーポンを渡しているという話もありました。



 問題はやっぱり名古屋で分かりましたように、健診に来ないとか、住民票もなかったとか、そういうところで大悲劇が起きておりますので。



 特に風俗で働いとらっせる女の人たちね。それから、キャバクラとかホステスさんたちとか、みんな女性が必死になって頑張っとらっせるわけですよ。名古屋のそういうところで、連続して2年間悲劇が起こっておりますので。大阪の場合は、名古屋できっかけがあったと。救えるチャンスがあったんでないかという時点でね。



 だから、例えばビラぐらい配ってですね。住民票がないもんで分からんいうだけでは済まされんですわ。わしもやりますけれど、例えばビラをつくって風俗店の店長に、「女の子に対してこれを配ってやってちょう」と。「悩みゃあすな。希望を失ったらいかんよ」と。そのぐらいのビラを配れんかしら、と本当に思いますよね。今日もさらに言っておきました。



 各戸配布もありますけれど、店の店長に配るのが割と早いと思いますがね。それから、コンビニには買い物に来ると思うんで、コンビニなんかにパッとした写真ですね。やっぱり仕事へ出るときに、微妙な心の揺れがあると。子どもをうちへ置いたまま出てきますんで。仕事で大変だけれど、元気にやってねと、ごめんねというようなこと。ハッとした心の揺れなんかを撮った写真なんかをコンビニに貼って、「名古屋市が応援します」と。「電話かけてちょう」と、いうことができないかと。



 やりたいんで、早く作ってちょうと言ってあるんですよ、ビラを。作っていただければ、私も率先しまして、錦なり、そういうところに行きまして、配る活動をしたいなと思っております。ということですので、若いお母ちゃん方、大変だと思いますけれど、絶望せんようにやっていただきたいと思っております。



◎議員活動費と政務調査費の問題について
(記者)

 議員報酬についてですが、中でも議員の活動費をどうするかという問題で、法律上の定めがない支出は認められていないという中で、議員側が求める事務所費やスタッフの人件費を、全額政務調査費で賄うことも今は当然できないことになるんですけれども、その点をどうクリアしていくお考えなのか、具体的なイメージを教えてください。



(市長)

 それは一応総務省には申し上げながら、立法を変えないかんですかね。あの「一部」というのを変えればよくなるんですかね。ちょっと分からんです。しかし、この辺は議会がきちんと決めればですね、「こういうふうで」と言えば。上乗せか横出しか分かりませんけれど、そういうことは。いいんじゃないですか、市民が納得できれば。その代わり、全額きちんと公開して、市民の皆さんが納得できるお金だったら。僕はそれにこだわる必要はないと。同時に、法律を変えてもらうようにも働きかけるべきだと思います。それこそ、地域主権だと思いますよ。



(記者)

 裁判例や判例で返還を命ずる判決が出たようなケースに当たる可能性があっても、市民の納得が得られるという判断があれば、支出することもあり得るということですか。



(市長)

 私はそう思っとるけどね。ただ、判例の場合、領収書が公開されていない場合でしょう。一番大きいのは。今回、1万円にしているんですけれど、これがこの間全額になりました。領収書なり、そういうものが本当に明らかになっておれば、それと、本当に一人ひとりがやっぱり採決を自分でやるようになってくれば、やはり市民の皆さんも納得すると思います。裁判所に仮に行ったとしても、裁判官も「趣旨、法律の合理的解釈によりまして」ということで、横出しですか、上乗せだということで認められるんじゃないかと思いますけれどね。



(記者)

 そういう余地があると。



(市長)

 僕はそう思いますね。やっぱり公開されていなかったということが、決定的にいかんことだったと思います。



(記者)

 11月議会では、議会側が何か出すべきだと考えていらっしゃいますか。あるいは、市長の方から。



(市長)

 本当はそうなんだわ。報酬でも言い続けてきたんだけれど、出してくれせんもんで。1,400万円にさせたやつも、4月までの臨時でしょう。だで、結局、議会からの提案はなかったんですよ。



 この間も公明さんとの話し合いの中で、私は「出してくれないかんが」って言っていたんですけれど、「まあ、河村さんから」と。「本当にわしが出していいの?」と言ったら、「それでええで。出してくれ」と言わっせるもんだで。だで、何か変なふうになってきましたけれど。本来は議会がやることだから、一応、「そんなこと勝手にやるな」と言わしたんだけれど。だけれど、そう言われれば、それじゃあと思いますけれどね。僕が出すと、また、これがこれでということになってね。



 その中の1つとして、この間言ってきましたように、100万円ずつ減じていって、4年後に800万円にするというのが、1つとしてあり得るので。そこらは、「別に4年間かけんでも、来年の春からいっぺんにやってまえ」という人は、意外とあれですけれど、「4年もかけなくてもいいんじゃないか」と言う人もおみえになります。ちょっと今、検討中です。



(記者)

 基本的に法律で認められていないので、やはり政務調査費で何とかするしかないというお考えですか。



(市長)

 ほかのは支給していかんと書いてあるものね。法律で。だから、そういうことになるでしょう。政務調査費の使い勝手をよくし、市民にものすごくクリアなものにする、ということじゃないですかね。

 

 問題は議会の性格で、この間、公明さんの話でも言ったけれど、党議拘束の問題だけれど、確かにそうなんだよね。党で右に倣えんかったら、何で1人ずつ、例えば政策スタッフにした場合、何でそんなのがいるんだという話ですからね。



 だけれど、国会議員も実はそうだもんで。国会も現実、党議拘束があるわけです。ガチガチのやつが、実際は。何べんも言いますけれど、党議拘束をこれからしますという手続きはないですけれど、もう原則的に全部かかっておるわけです。だけれど、政務というか、秘書3人おりますのでね。税金の秘書が。



 そういう意味で、公明さんには「絶対じゃないよ、それは。だけれど、そういうふうに本当は展開していかないかんわね。個人個人で」というふうに、申し上げております。



(記者)

 一方で、事務所費ですとか、政策スタッフにすると、逆にコストがかかるのではないかという議員さんもいます。800万円にして別にした場合に、1,600万円を超えないみたいな試算みたいなものは、何か市長のほうに出ていますか。どれぐらいの費用になるのではないか、みたいな。



(市長)

 いや、別にそうならんでしょう。基本的にはやっぱり、政治をやる人というのは献金で頑張る、というのが絶対の基本ですからね。あまりさかのぼることもないですけれど、王様が長いことやると、要するに私利私欲に走って庶民に重税をかける。めちゃくちゃやたらに戦争をやったりするもんで、やっぱり議員というものをつくって、それで庶民に勝手に税金をかけんようにしようと。



 権力の家業化を防ぐためにできたわけで、やっぱり納税者の方の代表なんですよ、議員というのは。だから、収入構造が納税者と同じでないとおかしいんです。議員が自分の生活費も報酬という名前で、本当は生活費はいかんのだけれども、生活費プラス政治活動費まで全部税金だったら、本当に議員なのか、王様じゃないのかと。公務員ですけれど、本当に普通の公務員とどこが違うんですかね、一体。ということがあって、本来は献金で頑張る存在です。だけれど、「そんなもん、河村さん、献金なんか集まりゃせんぞ」と言わっせるけれど、それは税金でがっぽりいただいておれば集まらんですよ。市民からしたら二重払いになっちゃう。



 シドニーでも全員ボランティアですね。市長もボランティアです。市長は自分の報酬を全部寄附していると言っていました。ただし、州議会議員を兼ねていますので、そちらの報酬はもらっているということだと思いますけれどね。



(記者)

 政調費は金額も含めて検討されているのですか。今は50万円ですけれど、ほかに増えてくる部分があるということですか。



(市長)

 常識的に言えば、その中でという話ですわね。普通は。と思いますけれどね。



(記者)

 増やすということではないと。



(市長)

 それはちょっとなかなか支持を得られないと思いますよ。本当の個人個人でやるようになって、外国みたいになってきた場合ですね。外国の場合は、事務所に何人かおりますけれど、あれは秘書じゃなくてスタッフだでね。だから、よくアメリカで問題になっているようですけれど、私用の運転に使った場合、これはいかんとかですね。そういうもんですわ。



◎職員の残業時間について
(記者)

 まったく別の話で、職員の残業時間を市長の就任前と就任後で比べたところ、26%増えているらしくてですね。



(市長)

 えらいこと調べなさったな。



(記者)

 これについて、どうお思いでしょうか。職員の中には、市長がぽんぽんぽんぽん指示を発するので、いろいろ大変だという声もあるようなのですが。



(市長)

 職員の皆さんには大変ご苦労さまです。知らなんで申し訳ないです。

 

 しかし、まず1点は、こういうことを言うと怒るか分からんけれど、本当に残業してやらないかんもんかどうかをちゃんと精査せないかんよ。こういうことを言うと、職員の諸氏が怒るか分からんで、残業が必要だったといたしますと、大変夜中までご苦労様ということがあります。



 しかし、いろいろな提案を今こそどんどんしていって、税金が1円でも安い自治体をつくっていくというためには、いいことじゃないの。仕事をようけやると。人件費もかかっとるということかな。あまり厳しいことを言うと、本当に後で殴られるといかんで。



 国家公務員なんか、よく言うんですけれど、夜遅くまで霞が関に電気がついているでしょう。あれは一種の儀式だと言う人もいますよ。全部とは言わないけれどね。そういうのがありまして。名古屋市はそういうことはないと思いますけれど。



 仕事が大変ですけれど、いろいろ市民の税金、一般会計で1兆円あるところですので、大いに働いて魅力のある名古屋をこれからつくっていこうという息吹が感じられるということで、いいんじゃないですか。

名古屋市:平成22年11月15日 市長定例記者会見(市長の部屋)
http://www.city.nagoya.jp/mayor/page/0000018345.html
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