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[会見内容]平成23年1月11日 河村たかし名古屋市長記者会見

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なし [会見内容]平成23年1月11日 河村たかし名古屋市長記者会見

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2011/1/18 13:00
narupara  管理人   投稿数: 7555
報告内容
それでは、おはようございます。1月11日の定例記者会見を始めたいと思います。



まず、日曜日、出初め式へ行ってまいりまして、どえらいええ天気であって、暖かくて良かったですね。初めに言いましたけれど、名古屋港は日本一の港でして、あまり関係ありませんけれども、10年間で50兆円の貿易黒字を出したということで、日本のエンジンだと自慢を持ってちょうだいということを、おいでになった市民の皆さんにお礼とともに言いました。目立たなかったかも分かりませんけれど、海上保安部の船も参加をいただいたということです。



消防は本当に、幹部会でも言いましたけれど、消防職員というのは日本でなりたい職業ナンバーワンでしてね。本当に誇り高い仕事ということで、特にアメリカの9.11以降について、消防、ファイアマンのいわゆる勇気というのに対して世界中が拍手したということでして、大いに誇りを持ってやっていただきたいということです。



名古屋の今の特色は、これは多分ここまできちんとやっておるのは日本で1つしかないと思いますけれど、海上保安部と、それから自衛隊、県警、消防と一体となって、大規模訓練、災害に対する実際的な訓練をやっているということで、これも大抵日本では他にはないと思いますけれど。



この間も、消防の人と自衛隊の方と一緒になって懇談の機会があったんですけれども、非常に自衛隊の方からも「大変ええことだ」ということで、「技術のシェアをするのもええけど、やっぱりこれで人間関係ができるというのが大変ええんだ」ということを言っておりましたんで、市民の皆さんも、災害については最後は自分でということにはなりますけれど、大規模災害についても、役所を挙げて、市民の皆さんのために、安心・安全のためにご奉仕させていただいておるということです。



それから消防団も、名古屋の消防団というのは非常に立派だということでして、児童虐待なんかに伴う見守り活動なんかにも、何とか協力いただけんかと。勉強会段階ですけれども、そういうことをやりながら。阪神・淡路でありましたように、やっぱり自衛隊とか消防とかが頑張るんですけれど、道が途絶されて行けんようになりますので、本当の大規模災害のときには。その前に。究極的には自助という、自分で何とかしないといかんですけれど、それプラス、みんなで助け合うということが非常に有効であったということで、数値上も驚くべき数字で証明されとるんですわ。



ということでして、消防団の皆さんを地元の宝としまして、何とか。あまり勝手に宝で「仕事を押し付けるな」と言われるといかんけれど、そこらはよう相談しがてら、地域活動の中で。そういうのにも本当は減税が入って、それから寄附をしていくような方向で、そういう地域の宝が活かせるようになったら、市民の皆さんに喜んでいっていただけるかなと思っております。



昨日は成人の日でして、約2万1,000人の方が成人式を迎えられました。これにつきましては、私も市長にならさせていただきましてから言っておりますけれど、やる、やらんも含めて、皆さんの、現に成人になられる人に、自由形でいろいろやり方を任せたらどうだと。パーティー方式なりね。せっかくチャンスがあるならやっていただくのもなかなかええんですけれど、あまり決まったパターンで偉い様が上から出てきて形式的な儀式を行うというのは、私は好きではなく。成人式というのはもともと、本当は皆さんの自由と責任の下で人生を歩んでいってちょうよということですので、そういうことをずっと、指示というか、当局にお願いしておりまして、だいぶそういう方式に変わってきたようです。



成人の方においては、私も前向きな失敗というか、「『前向き』と勝手に言うな」と言われるか分からんけれど、ようけございまして、失敗を恐れずというか、挫折を恐れずと言って、結局、挫折するとつらいもんで、ない方がええんですけど、「前向きの失敗はおとがめなし」ということで、大いにチャレンジしていただきたいと思います。



成人になられて、ずっと名古屋におらんでもええですから、大いに世界に羽ばたいていていただいて、あとは、最後はPlease come backと。Your hometown Nagoya,againということで、最後というと何ですけれど、またぜひこの名古屋のまちへ帰ってきていただいて、「ああ、名古屋はあたたかいとこだな」というふうに思っていただくと、大変ありがたいということです。



それから、メキシコシティへの上下水道局の技術協力についてご報告です。上下水道局では平成17年度から、メキシコシティの水道水質の向上を目的に、JICAを通じて技術協力を実施してまいりました。この件については今年度、当初の目的を達成できまして、昨年10月の名古屋まつりの際に、メキシコ市長から感謝状をいただきました。その際に、引き続き下水道についても技術協力を求められまして、そのため下水道の分野においても「草の根技術協力」を進めていくものとして、上下水道局がJICAに提案いたしましたところ、平成23年度の事業として採択する旨の通知がありました。



これは、メキシコ市における下水処理水のさらなる活用や下水管の維持管理、雨期に発生する大雨による浸水対策などの課題を解決するため、メキシコ市での調査や現地の技術者の指導・養成を行うものです。先日は、官民連携によるスリランカでの水ビジネスの事業化調査がJICAから仮採択を受けまして、このメキシコの案件と合わせて、水道・下水道の分野で国際貢献が進んでいくのは大変喜ばしいことです。このような国際貢献に対する積極的な姿勢と高い技術が、今後の水ビジネス展開の支援につながることと思います。



ということで、ぜひ、水道サービスということでやるようですけれど、あまり言うなと言われるかも分かりませんが、将来は上場を目指せるような企業に羽ばたいていっていただいて。名古屋市の上下水道はなかなかみんなプライドを持っておりまして、相当技術もいいし、いろんな貢献ができる可能性があると言っておられますので、ぜひ世界中の皆さんのお役に立てるような、また立派な水道サービスの会社になっていただくとええなと、相当大きなチャレンジをしていってほしいと。またその分、大きく皆さんでサポートしたいと思います。



それから、先日来募集しておりました名古屋市科学館プラネタリウムドームのネーミングライツ・パートナーについてです。先週、選定委員会が開かれまして、ブラザー工業株式会社様がネーミングライツ・パートナーとして選定されました。ご協力、誠にありがとうございます。プラネタリウムドームの名前が今後決まることとなりますけれども、ぜひ市民の皆さまに親しまれるような名前となることを期待しております。



プラネタリウムにつきましては、いろんな思い出が皆さんありまして、今でも伏見に行かれて北から見ますと、どえらけないものでして。わしもちょっと市長特権で、申し訳ないけど、この間ちょこっと中へ入って見させていただきました。今度はシートが一個一個別になっておりまして、それもあり、ドームの大きさは世界一と。プラネリウムの本機についてはカール・ツァイスの13台ですか、世界にあるのは。12かも分かりませんが、その中の1つということで、大変な名所になるんではないかと。かく言う私も、昔はちょっとデートで行ったこともありました。ずっと昔ですけれど、この名古屋の皆さんにはそういう思い出があります。



ということでして、名古屋市民のいろんな思い出を育んできたプラネタリウムですので、それがまた、世界一のものができるということは大いに素晴らしいし、ブラザーさんのネーミングライツでさらにぎょうさんの人が来ていただけるようになるというのはありがたいし、ええ名前になることを待ち望んでおります。



それから、以前より募集いたしておりました歩道橋ネーミングライツ・パートナーですけれど、先週までに20の橋に対しまして22件のお申し込みをいただきました。ありがとうございます。今後、選定に向けまして市民の皆さまのご意見を募集しますので、よろしくお願いいたします。



大阪府は1件だけで、これは名古屋が日本で第2号ということになるので、大阪1件だけですので、これだけの申込者が出られたということで、ありがたいなと。わが、誇り高きかどうか知らんけど、古出来町の歩道橋もちゃんと入っておりまして、これは360度ありますけれど、どういうふうになるやろうなというふうに期待を持って見守っております。



あと、大西副市長さんの件について、少し話をさせていただきます。12月ですけれど、大西副市長さんから、市長の辞職を踏まえ自らも2月7日をもって辞職したいとの申し出があり、受諾いたしました。大西副市長さんにおかれましては、就任後の約1年半、民間企業で培われました経験を生かして、外郭団体改革や区役所改革にご尽力をいただくとともに、熱心に現場を何度も回っていただき、まさに市民の目線で改善に努めていただきました。この間、常に全力投球で、よくやっていただいたと思っております。詳しくはしかるべき時期に本人から直接お話しいただけるかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



いろんなご苦労があったと思いますけれど、今日は東区役所に行きますけれど、非常にきれいになったというか、市民にとって使ってもらいやすくなったということを伺っておりますし、外郭団体の改革が早まったということも事実でして、本当にありがとうございましたということです。



私からは以上です。

名古屋市:平成23年1月11日 市長定例記者会見(市長の部屋)
http://www.city.nagoya.jp/mayor/page/0000020570.html
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