大型商業施設では国内初というレンタル式の「植物工場」や、中部地区最大級の屋上貸し菜園を設けた複合型商業施設「なるぱーく」が3月16日、名古屋市緑区浦里にオープンする。
「なるぱーく」は地上3階、地下1階建てで、売り場面積は約1万5千平方メートル。スーパーの平和堂(滋賀県彦根市)や家電量販店の上新電機(大阪市)をキーテナントに、衣料品や雑貨、食品など約50の専門店が入る。駐車場は1100台分を備える。
「植物工場」は高さ約2メートル、幅1.2メートル、奥行き0.9メートルのショーケース型。内部を一定温度に保ち、保水力の高い人工土壌を入れたパレットを並べ、日光の代わりに照明でサニーレタスやブロッコリーなどの野菜を育てる。
1階の吹き抜け部分に3台設置する予定で、買い物客も栽培中の野菜を自由に見ることができる。料金など詳細は未定だが、5月の大型連休をめどに貸し出す計画だ。
屋上の貸し菜園は464平方メートルあり、「まちなか菜園・なるふぁーむ」の名称で4月から1区画(5.5平方メートル)あたり月額6千円で貸し出す。ジョウロなどの用具は備え付けで、サポートスタッフからアドバイスを受けることも可能。10日から会員募集を始める。
年間売上高110億円、客数550万人を目標に掲げている。
名古屋 来月開店のSC 中部最大 屋上貸し菜園 レンタル式「植物工場」も (愛知県名古屋市)|不動産最新ニュース|中日住宅ナビ
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