日本とフィリピンの子どもたちの絵手紙作品を集めた「地球の架け橋プロジェクト・絵手紙大会」が12月6~9日、名古屋市緑区のイオンモール大高で開かれる。テーマは「私が大切にしている時間」。日本からは津島市立津島西小学校や犬山市立犬山中学校など20校の2477人が、フィリピンからはマニラ市やミンダナオ島の小中学校から2107人の計4584人が絵手紙を寄せた。
フィリピンの子どもたちの教育を支援しているNPO法人「アジア日本相互交流センター(アイキャン)」(名古屋市中区大須)が企画。アイキャンでは25日、瀬戸市せいれい町の私立聖霊中学・高等学校の生徒14人らが、パネルに絵手紙を貼る作業を進めた。
同校では6月、命をテーマに活動している「DAC(ディスカッション・アクション・サークル)部」(神戸里奈部長)らが在校生や卒業生らに呼びかけ、8月までに約630人から絵手紙が寄せられた。女の子が歌う姿を描いた卒業生は「音楽は人をつなぐから」との言葉を添えた。
神戸部長は「両国のことを理解しあい、それが世界の平和につながれば」と話した。同センターも「絵手紙を通じて友好の輪を広げたい」とする。
入場無料。問い合わせはアイキャン(052・253・7299)。絵手紙大会は2月から、フィリピンでも開催する。
絵手紙日比の架け橋 双方の計4584人から作品 来月6~9日緑区で展示会 :愛知 :地域 :YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20121125-OYT8T01039.htm