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[SankeiBiz]日本酒、世界目線で新ステージ 酒蔵各社 欧米、アジア各国へ販路拡大

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なし [SankeiBiz]日本酒、世界目線で新ステージ 酒蔵各社 欧米、アジア各国へ販路拡大

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/4/4 21:16
narupara  管理人   投稿数: 7555
日本酒が欧米やアジア各国へ販路を広げている。輸出量は年々増え、高級ホテルやレストランにお目見えし、品評会や見本市も頻繁に開かれるようになった。「日本酒の地位向上」のため海外進出に取り組む酒蔵も多く、徐々に定着し始めている。

2月下旬の朝、名古屋市緑区の「萬乗醸造」の蔵で仕込み作業が始まった。作業をするのは平均27、28歳の従業員十数人。「素人同然だったから常識を破れた」という醸造家、15代久野九平治さん(47)は徹底して手作りにこだわる。

現在ではフランスの高級ホテル「リッツ・パリ」や三つ星レストランで出される日本酒「醸し人九平次」。昔は機械を使った大量生産をしていたが、久野さんは「おいしくなかった」と違和感を覚え、徐々に手作りに切り替えた。生産量はピーク時の25年前に比べて5分の1で「全国でもビリの方」と笑うが、「胸を張れる中身にしたい」と今のペースを貫く。

「日本酒はワインと同じ醸造酒。世界目線の飲み物にし、新しいステージへ連れて行きたい」。情熱を胸に、7年前からフランスを中心に海外に進出。単身で飛び込み営業を続け、ドイツやスイスなどでも声が掛かるようになった。

ラベルのデザインがワイン風のものも。座標値を記載して原料の米が作られた場所をインターネットの地図サイトで検索できるようにした。「ワイングラスで飲み、開栓後に熟成させて楽しむのもお薦め」という。

国税庁によると、日本酒(清酒)の販売数量は減少する一方。2011年度は約60万キロリットルで1996年度から半分ほどに落ち込んだ。一方で輸出量は年々増加し、財務省の貿易統計で12年は約1万4000キロリットル。国内が頭打ちで海外に活路を求める会社も少なくないが、販路拡大を図る攻めの姿勢の会社も増えている。

磯自慢酒造(静岡県焼津市)は「国内で売る酒が足りない状況」という人気ぶりだが、寺岡洋司社長(57)は現状を「日本でワインは定着したが、日本酒は外国で定着していない」と分析する。「海外にも日本酒に合う料理があるはず。日本におけるワインのような存在になったらおもしろい」と7年ほど前から米国や英国に進出した。

酒田酒造(山形県酒田市)の佐藤正一社長(66)も「本当においしい日本酒を、日本の文化の一つとして紹介し定着させたい」と意気込む。アジア各国やフランス、ベルギーなどで売り込みを進めており「時間はかかるだろうが、地道にやっていけば定着するはず」と話す。

日本酒、世界目線で新ステージ 酒蔵各社 欧米、アジア各国へ販路拡大 (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130403/bsc1304030500001-n1.htm
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