県は名古屋市緑区の都市公園「大高緑地」で新しい遊戯施設の計画を提案し、設置、運営する事業者を初めて公募する。フィールドアスレチックと呼ばれる野外運動遊具など、ナラの木を中心とした森林を生かした施設形態を想定している。
大高緑地は1963年に開園。約100ヘクタールの園内にゴーカートや野球場、プールなどの有料施設、芝生広場や庭園、児童遊具などの無料施設があり、県外郭団体の県都市整備協会が管理運営している。2013年度の延べ利用者数は160万人。
募集要項によると、対象地は園北西部にある「若草山」の西向き斜面約4ヘクタール。主に子どもや親子連れの来園者が楽しめる遊戯施設を造り、売店や飲食店、自動販売機の併設も可能。利用料の有無は問わない。運営期間は原則10年で、県との協議で更新もできる。
応募できるのは、2009年4月以降に提案内容と同じ形態の遊戯施設を運営した実績のある法人や共同企業体。募集期間は4月22日~5月22日。外部有識者でつくる選定委員会で提案内容の魅力や安定性を審査し、6月中旬に事業者を決定、公表する。
3月30日に現地説明会を開く。募集要項など応募に必要な書類の配布は県公園緑地課企画・都市緑化グループ(県庁本庁舎五階)で4月21日まで。
大高緑地に新遊戯施設 事業者を初公募:愛知:中日新聞(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20150328/CK2015032802000042.html