緑署と名鉄自動車学校(名古屋市緑区)は、教習車のドライブレコーダーが記録した映像を、交通事故や犯罪が発生したときの捜査に活用するための覚書を締結した。自動車学校と県内の警察署によるこうした覚書は初めて。
事件が発生し、関係する映像を教習車が記録している可能性がある場合、上書きされるなどして映像が失われないよう、自動車学校に映像の保存を依頼することができる。覚書により、学校と署の協力関係を明確にする狙い。捜査以外の目的には使用しない規定も盛り込んだ。
同校では、受講生が運転を振り返るため、教習で校外に出る教習車全六十二台にドライブレコーダーを取り付けている。エンジンが起動すると自動で録画が始まり、記憶媒体の容量によって二~四日間の映像を保存できる。教習では、緑区内や高速道路で半田市まで行くこともある。
緑署で名鉄自動車学校の中村実校長と伊藤雅章署長が覚書を取り交わし、中村校長は「事件の早期解決に協力していきたい」、伊藤署長は「大変ありがたい」と話した。
教習車映像を捜査に活用 緑署と名鉄自校が覚書締結:愛知:中日新聞(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20150831/CK2015083102000048.html?ref=rank
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