名古屋市内に生息する特定外来生物の毒グモ「セアカゴケグモ」の生息域が、この10年以内でほぼ全域に拡大したことが8日わかった。市議会財政福祉委員会で市が明らかにした。市内16区のうち千種区を除く15区で見つかっており、市が注意を呼び掛けている。今のところ、健康被害の報告はないという。
市健康福祉局などによると、セアカゴケグモにかまれると激痛や嘔吐おうとなどの症状が出る。海外では死亡例もある。海外からの船舶などに紛れて国内に流入したとみられ、県内では2005年8月に中部国際空港(常滑市)で初めて見つかり、名古屋市でも同月、緑区の大高緑地で初めて確認された。
この日の委員会で、市側は13~14年度に市内で確認された数を報告し、14年度は前年度比297匹増の1160匹。区別では、港区が最も多い757匹で、南区112匹、緑区97匹、中川区80匹、熱田区59匹などだった。港区の金城ふ頭に17年に「レゴランド・ジャパン」が開業予定であることなどから、委員から、名古屋港での対策強化などを求める意見が出された。
セアカゴケグモ注意 名古屋市 :地域 :読売新聞(YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20151008-OYTNT50213.html
--
管理人です。twitterの個人アカウントは @narupara 、サイト更新情報は @narupara_news で緑区地域情報のハブ的役割を目指しています