本市では昔のまちなみなどの写真を掲載し、地域の歴史や文化に触れることができる案内板(銘板)を設置しています。今回はこれまで区内に設置された3つの銘板についてご紹介します。
名古屋で一番古い鉄道駅「JR大高駅」(NEW!!)
大高駅は、明治19年3月1日に官営の鉄道駅として熱田駅とともに開業し、市内で最も長い歴史を有する駅となりました。昭和62年4月にJR大高駅となり、平成21年にJR南大高駅が開業したことで、市内で一番古い駅と新しい駅が並ぶことになりました。
平成28年2月設置
※2月28日(日曜日)に銘板を設置しました。
所在地:大高町字鶴田45-1(JR大高駅前)
日本初のプロ野球開催の地「鳴海球場」
鳴海球場は昭和2年10月に愛知電気鉄道(現・名古屋鉄道)により建設され、昭和33年に閉鎖されました。跡地には翌年、現在の名鉄自動車学校が開校しましたが、現在もスタンドなどに当時の名残がみえます。
昭和11年(1936年)2月9日 東京巨人軍VS名古屋金鯱軍の試合
平成26年11月設置
所在地:鳴海町字文木90(名鉄自動車学校前)
合戦当時の面影を残す「おけはざま山」
「おけはざま山」は、今川義元の本陣が置かれ、田楽坪を含むこの一帯は桶狭間の戦い(1560年)の主戦場でした。今は住宅地となっていますが、昭和40年代まであまり開発されず、合戦当時の面影が残っていました。
平成26年5月設置
所在地:桶狭間北三丁目(桶狭間古戦場公園内)
名古屋市:緑区の歴史まちなみ探訪 銘板を巡ろう(暮らしの情報)
http://www.city.nagoya.jp/shicho/page/0000080366.html