夢の鍵「伝統・有松絞りに息吹!2人の女性染物職人の挑戦」
BS-TBS 7/14 (土) 17:30 ~ 18:00 (30分)
[番組概要]
今回の「夢の鍵」を握るのは、2人の女性染物職人、伊藤木綿さんと村口実梨さん。若い2人が作る「有松絞り」はその可愛らしいデザインから女性たちに大人気です。
[番組詳細]
出演者:まり木綿 伊藤木綿、村口実梨 ナレーション:大谷亮平
今回の「夢の鍵」を握るのは、2人の女性染物職人、伊藤木綿さんと村口実梨さん。愛知県名古屋市旧東海道沿いの町、有松。江戸時代から絞り染め「有松絞り」で知られ、当時のスーパースター歌舞伎役者も愛用する人気アイテムだった。絞り染めとは布の一部を縛るなどして、藍などの染料を染み込ませずに模様を作る技法。そんな伝統の町で若い2人の女性職人が作る「有松絞り」が人気を博している。通常は藍など単色で染め上げるが、
2人が作る「有松絞り」はカラフルでポップな絞り染め。その可愛らしいデザインから女性たちに大人気。"身近に使ってもらえる伝統"を目指す、2人の若き女性染物職人の姿を追いました。
[内容紹介]
江戸時代、歌川広重の東海道五十三次にも描かれた鳴海名物有松絞(なるみめいぶつ ありまつしぼり)。この絵が描かれた場所は現在の愛知県名古屋市有松地区に当たる。江戸時代有松絞は東海道のお土産として絶大な人気を誇った。藍色一色で彩られた柄は当時人気の歌舞伎役者にも愛用されたほどだ。この有松絞の伝統を活かしながら、新しい絞り染めに挑戦しているのが、伊藤木綿さんと村口実梨さんの二人の女性だ。二人の絞り染めは一色に染めるのではなく、たくさんの染料を使って染め上げる。カラフルなのが特徴だ。使うのは『板締め絞り』という伝統的な技法だ。真っ白な木綿を三角形になるように生地が無くなるまで折り畳んでいく。そのあと、両側を三角の板で挟み、緩まないようにきつく縛り上げる。この後、従来の有松絞ならドボンと一色の染料につけて幾何学模様に染め上げるのだが、二人は違う。それでは、カラフルに染め上らないからだ。二人はどのように様々な色彩を生地に染め上げていくのか、カメラはその技法を丹念に追う。
BS-TBS 夢の鍵
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