心臓は全身に血液を送り出すポンプの役割を果たしているため、心臓が停止すると血液を送り出せなくなります。心臓が停止すると、1分経過するごとに7%から10%ずつ救命率が低下すると言われています。したがって、いかに早く処置を開始するかが救命の鍵となります。突然の心停止の原因のひとつが心室細動(電気信号の乱れによる心臓の不規則な震え)です。この心室細動を治療する有力な方法は、電気ショックにより除細動(心臓の電気信号を整える)をすることであると言われています。そのため、除細動が必要な心電図波形かどうかを判断し、電気ショックをする AED が必要なのです。
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