名鉄名古屋本線有松駅前の広場にモニュメント「藍流」が完成しました。歴史と伝統ある有松絞りを再認識し、後世に伝える役割と、旧東海道沿いに古い町並みを残す有松の玄関口に、有松らしさを演出し、にぎわいをつくり出す役割を持っています。
3月27日(月)のしゅん工式典では、主催者である有松駅前モニュメント実行委員会の近藤好彦委員長と松原武久名古屋市長らによるテープカットと除幕によって「藍流」がお披露目されました。また、地域住民によるダンスやバンド演奏などのイベントが催され、「藍流(あいる)」とともに、有松のまちを彩っていました。
午後7時には、カウントダウンを合図に点灯され、その瞬間、藍色の灯りの美しさに観客からは歓声があがっていました。 イベントの最後は、ど祭り踊りチームによる総踊りで、大いに盛り上がりました。
藍流について
地元の絞り作家早川嘉英さんがデザインしました。高さ約14メートルのモニュメントの全体の形は、布を絞りひねり上げる形をモチーフにしており、下の方から「過去・現在・未来」を表し、有松の歴史を礎としながら、未来に向かって伸び発展していく様をイメージしています。 また、完成に先立ち名称募集を行いました。絞り染めの藍色が川の流れのように美しく色を変化させながら、有松のまちを染める様子を連想させる、鬼頭匡俊さんの「藍流」が選ばれました。
藍流(あいる)は八つのパターンで光ります
夜間には、藍染の絞りの柄ガラスが内側から照らされ、光の色を8パターンに変化させながら幻想的な夜の表情をつくります。時刻により、四季により違った表情を見せる「藍流(あいる)」を見に来みませんか。
★通常パターン=オーロラ(青い光は、オーロラのようにゆっくりと揺らめきます)
★パターン2=呼吸(光が、ゆっくり呼吸をしている様) *毎時15分から15秒間
★パターン3=稲妻(「藍流」の中をせん光が走ります) *毎時30分から15秒間
★パターン4=風(「藍流」の中を風が吹き抜けます) *毎時45分から15秒間
★パターン5=桜(桜の花びらがはらはらと散る様) *毎時00分から15秒間(春季)
★パターン6=花火(打ち上げ花火の様) *毎時00分から15秒間(夏季)
★パターン7=落ち葉(木々が紅く染まった葉を落とす様) *毎時00分から15秒間(秋季)
★パターン8=雪(雪がしんしんと降る様) *毎時00分から15秒間(冬季)
問い合わせ
有松都市整備事務所 TEL 624-8520 FAX 624-1423
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