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【市長】平成22年1月12日 市長定例記者会見

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2010/1/14 18:34
narupara  管理人   投稿数: 7555

【市長】平成22年1月12日 市長定例記者会見の内容です。


この記者会見に関するコメントは
[なるぱら]平成22年1月12日 市長定例記者会見
http://www.narupara.com/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=2&lid=107
のコメント投稿をご利用ください。このページへの投稿は管理人のみとなっています。

会見事項
・東山動植物園再生プラン新基本計画の素案
東山動植物園(外部リンク)

・東山公園テニスセンターのネーミングライツ募集
ネーミングライツ(命名権)スポンサー企業募集)

・名古屋開府400年祭 公認記念小判」のプレゼント
名古屋開府400年祭「夢なごや400」について

・平成22年度予算パブリックヒアリング
「平成22年度予算 パブリック ヒアリング」のお知らせ

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 おはようございます。1月12日の定例記者会見を始めさせていただきたいと思います。

 まず、報告事項ですが、東山動植物園についてです。東山再生プラン新基本計画について、ワーキンググループや子ども委員会、東山再生フォーラムなどでの議論を重ね、計画の素案を作成しました。

今週末16日(土曜日)に開催する第3回東山再生フォーラムで、私がコーディネーターとして、素案の概要を説明後、議論したいと思います。また、同日より2月21日(日曜日)までの間、この素案に対し、市民の皆さまのご意見やご提案を募集するためのパブリックコメントを実施します。

次に、東山動植物園への企業参画についてです。企業の皆さまにも、東山動植物園の事業へ幅広く参加していただくため、新基本計画素案の中に、企業参画の基本的な考え方を示しました。本日より、企業の皆さまから、いろいろなアイデアや参加提案などを募集します。

また、東山公園テニスセンターのネーミングライツのスポンサー企業についても、本日より募集いたします。スポーツ振興や社会貢献などに対して熱意を持った企業様に、ぜひスポンサーになっていただきたいと思っています。これを機に、東山動植物園は、企業の皆さま方にも広く門戸を開き、市長である私自らがトップセールスしてまいりたいと思います。

2点目は、「開府400年祭 公認記念小判」のプレゼント企画についてです。いよいよ名古屋開府400年の幕が上がりました。このたび、民間企業様より多大なご協力をいただき、年初めの景気づけとして、「開府400年祭 公認記念小判」のプレゼント企画を用意いたしました。

(本物を手で示しながら)現物です。

昨年7月から募集している「夢なごや400」にご応募いただいた方の中から、1名の方に純金小判を、10名に純銀小判をプレゼントいたします。なお、この小判は、開府400年祭パートナーシップ事業として、18日(月曜日)からデパートなどで販売します。「夢なごや400」の応募締切は、4月15日(木曜日)となっています。多くの方にご応募いただきますよう、お願いします。

(記者に対して)お見せしますので、順番に回してちょう。銀のように、金のでかいのもあるそうです。高いそうですが。

3点目は、平成22年度予算パブリックヒアリングについてです。来週17日(日曜日)に行うパブリックヒアリングの資料を、本日付で公表いたします。パブリックヒアリングへの参加については、多くの市民の方々からご応募をいただきました。誠にありがとうございます。資料の内容につきましては、本日定例会見終了後、記者レクチャーを行う予定だと聞いています。よろしくお願いします。

私からは、以上です。

質疑応答
※項目の後の時間表記は、動画における質問開始時間の目安です。

1.平成22年度予算編成について【その1】(4分15秒頃)
2.支援団体による市議選立候補者の公募について(32分00秒頃)
3.平成22年度予算編成について【その2】(33分55秒頃)

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名古屋市:平成22年1月12日 市長定例記者会見(市長の部屋)
http://www.city.nagoya.jp/mayor/kaiken/h21/nagoya00076184.html

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投票数:16 平均点:5.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2010/1/28 19:05
narupara  管理人   投稿数: 7555
質疑応答

※項目の後の時間表記は、動画における質問開始時間の目安です。

1.平成22年度予算編成について【その1】(4分15秒頃)
2.支援団体による市議選立候補者の公募について(32分00秒頃)
3.平成22年度予算編成について【その2】(33分55秒頃)

(内容)

1.平成22年度予算編成について【その1】
(記者)
減税、税収の落ち込みなどある中で、苦しい編成だと思います。全体的な感想を、まず伺いたいと思います。

(市長)
日本の世の中を庶民革命で変えていく、キーワードで言うと「庶民革命」と「情報公開」、これに貫かれた、画期的、エポックメイキングな予算ではないかと。ただ、これはまだ当局案ですので。私も相談はしておりますけど。これからいろいろ、市民の皆さんの意見をお伺いしながら決定するということです。

減税、それから庶民の皆さんの生活支援と、従来の雰囲気とは異なる、あくまで庶民を向いた予算案だと思っております。

(記者)
細かい施策はどうでしょうか。

(市長)
細かい施策は、いっぺん(資料を)読んでいただきまして。なんといっても最大は減税ですね。約160億円。今年は4月からですけど、来年からは約220億円という。国もそうですけど、いろんなところにいっている話とまったく違うわけです、ベクトルが。庶民の方に向いていると。他のところは「財政危機で増税やむなし」と、「消費税上げなきゃいかん」と言っているが、全然わかっとらんわね、そもそも。経済学がわかっとらんと思います。商売やってみえる方ならわかるんだけど、苦しいときにこそ値下げして、倍働いて、より良いものをようけ売って、なんとか会社を頑張っていくというのが当たり前のことなのに。そういう精神に基づいた、パブリックサーバントの本質を言っていると思います。

それから生活支援につきましても、かなりきめ細かくやらさせていただいてますので。喜んでいただけるのではないかと思っています。精一杯やらさせていただいてます。

(記者)
これまでずっと「減税に際し、福祉や市民サービスのカットはしない」と言っていました。「本当だろうか」という疑問に対し、市長としてはどのように考えていますか。

(市長)
なんべんもなんべんも、必要な福祉サービスについては絶対に、本末転倒になりますから当たり前ですけど、切ってはいけない、庶民の皆さんが喜んでもらえる予算をつくらないかんということで、事あるごとに当局に申し上げてきたところです。

(記者)
結果として、いくつかカットしています。当然、減税分はカットしているわけですから。これについてはどう考えられますか。

(市長)
新しい時代に適応するのに、変えていかなきゃいかんものがあるんです。福祉やなんかといったって、例えば購入単価が高かったり、そういうことがあり、そこはそこで改革していかなきゃいかんものもありますから。そういうものは当然入っておりますけども。まあ、皆さんに喜んでもらえるんじゃないかと思います。

(記者)
「膿があるんじゃないか」と市長選前から言っていましたが、出し切りましたか。

(市長)
なかなかそう思いますね。全国から注目されていますので。当局もそれをふまえてつくっておりますので。良い予算じゃないかと思います。まだこれから直しますけどね。

(記者)
行財政改革の取り組みということで一覧が出ています。これも当初「やらなきゃいかん」と言っていたことですが、実際の予算が出てきて、どのように評価されますか。

(市長)
「当局が良く頑張った」とおだてても良いんですけど。やっぱり減税の持つインセンティブ、これはものすごく強いんです。逆に、そういうふうにやられると、ずいぶんガラッと変わったと思うんですけど。事業仕分けは1つの手段なんです。減税が目的で、庶民の生活を豊かにするということです。税金を庶民に返すということです。

外郭団体の改革をはじめ、日本で初めて、反対に幹部の方が雇用不安になっておられるんじゃないかと思います。こんなこと言って良いかどうかわからないんですけど。努力をいろいろ重ねれば、いろんな道は開けてくると思います。

(記者)
パブリックヒアリングについて、これだけ具体的に出すと「こんなのやめちゃえ」という具体的な意見が出てくると思います。それらをどう集約し、生かしていくのですか。

(市長)
そこは、よくお聞きするということしかないです。民主主義ですから「そういう声が多いのか」とか、同じことばかり出てこられても困りますけど。やっぱり説得力があるのかというようなことは、謙虚にお聞きしたいと思っています。

今までは、決まってしまったことを聞くということで、全然違いますので。ぜひ、日本初めての試みです。かなりの方から申込があったようです。時間もたっぷり取ってありますので。3時間でしたかね。

(当局)
3時間です。

(市長)
3時間とってあります。私もフルにおりますので、ぜひ来ていただければと思います。

(記者)
パブリックヒアリングを受けて、市長が多少予算をいじれるように、市長が予算の枠を持っているんでしょうか。

(市長)
ちぃとはあると聞いています。

(記者)
どのくらいですか。

(市長)
どのくらいあるかは、内緒かどうかは知りませんけど。

(記者)
就任当初にやると言っていた中学生の医療費無料化はどうなりましたか。

(市長)
あれは今、どうしようかと言って。ワシはワシで「やってちょう」ということですが。基本的には子育て手当がありましてね。国の分が。あれについて「そいつは国がもらうんだで、別だがや」という言い方ができるのか、そうなのかということはありますね。

(記者)
盛り込むことは時間的に厳しかったということですか。

(市長)
いやいや、そうじゃない。交渉中であります。

(記者)
「きめ細かい生活支援」とおっしゃいましたが、今回出される主な施策をいくつか挙げてください。

(市長)
順番にいきますと、まずは水道料金の値下げ。これは基本水量以下の方ですね、だいたい10トンというところです。この方に比重をかけさせていただいて、だいたい1割、これは戦後初です。これはでかいと思います、ものすごく。これも財源については水道局の行政改革。

それから、がん検診。これは、胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、前立腺がん、(子宮がん)、全部言いましたかね、6つあるんです。肺がんの中に肺炎の予防もありますね。これもワンコイン、500円でやっていただけるようになります。これもでかいと思います。こういうものは実は結構、外国で進んでいる。後で言うワクチンもそうだけど。医療費がかさまないようにするということもありまして。予防医学だね、要するに。

ワクチンにつきましては、水疱瘡(水痘ワクチン)、おたふく風邪、ヒブ、子宮頸がん、(肺炎球菌)のワクチン。これを、非課税世帯の方は無料、そうでない方は半額でやる。これはまったく画期的なことで、某医者が大変喜んでおられました。本当に日本で初めてです。ここまで踏み込むのは。肺炎球菌につきましても、お年寄りのほうはやります。子どもさんのほうはまだOKになっていないそうなので、OKになったらやるつもりです。

それから、学生の皆さんになかなか評判良いんですけど、学生定期を、今までは学校と自分のうちだけだったんですけど、これをバイト先、塾にも使っていただこうと。よく声をかけられます。「ありがとう」と。本人の所得もありますけど、家族に対するサポートになったんではないかと思います。

それから、いわゆる国保ですね。国保の負担が大きいという事で、この定額部分について3%値下げをさせていただくということです。

これは生活支援ではありませんけど、戦争で民間、非戦闘員のみなさんが大変苦しい生活をしています。国ができなかった、最高裁がダメだということで確定したんですけど、私は何べんでも言いますけど、こうやってありがたい生活を送っていけるのも、戦争で大変傷ついたみなさんのおかげですよ。特に名古屋はそうです、軍需工場が多かったものだから。せめてもの感謝の誠を捧げるということで、少しで申し訳ないけど、皆さんに謝礼金というんですかね、出させていただくということです。

(記者)
今言われた予防医療については、資料上は「検討中」とありますが。実施は確実で、額を検討中ということですか。

(市長)
そりゃそうだ。やりますよ。額もだいたいわかってますけど、最後の財源の詰めを行っておりまして。そういう意味です。

(記者)
実施はするんですね。

(市長)
財政局長に聞いたってちょ。

(記者)
この資料に載っていないものについてはどう考えたらよろしいでしょうか。例えば中学生の医療費無料化については、ここにも載っていないですが、やはり難しいですか。

(市長)
いや、そうでもないです。まだ載っていない分でも、まだギリギリで、最後なかなかすっと載せられないものもありまして。まだこれで終わりというわけではありませんけども。最後にいろいろ折衝が必要なところですので。

(記者)
先ほど言われたのは「子ども手当があるので良いんじゃないか」ということではありませんか。

(市長)
という意見もある。

(記者)
市長の考えではないんですね。

(市長)
ワシは「そうはいかんのじゃないのか」と。実際にお金がいくことは確かに事実ではありますけどね。ちいとでもなんとかならんか、ということはあるんです。

(記者)
「検討中」と出てるものが結構あります。その中でもあおなみ線の経営改善などは、100億円単位のお金がかかると聞いていますが、そのあたりはいかがでしょうか。

(市長)
そこは今、かなりやっております。形態そのものの議論は。そこもひとつ、財政局長に聞いてやってちょうだい。

(記者)
100億円を超えるような単位でお金がかかるというのは、例えば起債などでお金を出していくのですか。

(市長)
あれはどうだったかな、そもそものスキームといいますか、若干議論が残ったんだと思います。

(記者)
経営改善でお金を出すことは出すわけですよね。

(市長)
それはすっきりさせていただいて、乗客数も増やしてというのを目指して、ということですね。ちょっとそこらへんは、一応聞いて相談しております。

(記者)
何桁の規模かはわかりますか。

(市長)
当局に聞いてもらえんでしょうか。

(記者)
全体の予算の規模が久しぶりに1兆円を超えました。扶助費の額などを考えると、逆に小さくカットできたと言う見方もできます。規模については、市長はどのように考えますか。

(市長)
何だったかな、ちょっと忘れましたけど。全体の構成としては、生活支援という、庶民に目線を向けた良い予算編成になっとると思います。減税してなおかつね。大いに議論をしていただいて。「やればできるのではないか、減税は」ということを名古屋から日本中に及ぼしていきたいです。反対に、減税しない限り、行政改革って、あんまりよそのこと言ってはいかんけど、どうなってんだということですよ。

(記者)
「子育てするならナゴヤ」のはずが、分べん介助料が値上げしているのはどういうことですか。

(市長)
それもちょっと、すいませんけど、あとで。お願いします。


(記者)
住基ネットの運営費は、当局案には含まれていますか。

(市長)
それは、そのまま保留になっています。

(記者)
それについて市長の考えはどうでしょうか。

(市長)
総務大臣とお会いすることになっているので、まあちょっと時間をいただきたい。

(記者)
きめ細かい生活支援の一方で、「夢のあるナゴヤ」そういう部分はどのあたりにありますか。

(市長)
街づくりの方はまだ(資料に)書いてなかったですかね、全体的な都市計画の話は。

(当局)
調査費です。

(市長)
調査費が入っています。どこかに入っていると思います。戦後の全体の街づくり、戦災復興事業は、道路を大きくしたというような話ですけど、それが終わりまして、今後は、特に歴史や文化とかそういのを非常に重要視した街づくりを、戦後新たに、今後100年、1000年を見据えたやつをやる予定でして、検討会が立ち上がった時点で、どこかに調査費が入っていると思います。

(記者)
市長の考える減税の財源の効果は、どこで出ていますか。

(市長)
減税の財源は(資料に)ついていなかったですかね。冊子があることはあるんですが。ざくっと言いますと、まずは人勧の分です。それから、いわゆる行財政改革。

(副市長)
行財政改革の見直しの一覧中に減税に関することが。

(市長)
それがずっと積み重なっていくんですけど。もうちょっと広く言うと、人勧、いわゆる行財政改革、別個に外郭団体の改革、今までの仕組みの見直しというようなものが入っております。

(副市長)
詳細は、また財政局から。

(市長)
会見が終わってから、ただちに財政局から詳細の説明があります。


(記者)
人勧以上の人件費のカットは、具体的にどんな方法でやりますか。

(市長)
まず、お願いをしないかんですね。お願いすると、理解をしていただくと。あとは、やってもらわないかんですわね。

(記者)
幹部会の中で、副市長のこともおっしゃってましたが。

(市長)
副市長殿ですか。副市長殿におかれましても、誠に申し訳ございませんが、ぜひ一肌脱いでいただきたい。お願いしているところです。選挙で選ばれた私と違いますので。私もフルタイムジョブですけど、副市長もフルタイムで働いておりますので、ぜひご自分からの意思を期待しておるというところです。

(記者)
総額として10%くらいをカットしたいと。

(市長)
あれは総人件費ですからね。個別の給料じゃありませんけど。お願いしているところなので。やっぱり「上に立つ」とはあまり言いたくないけど、上に立つ人間ほど、こういう時は一肌も二肌も脱がないといけませんわね。

(記者)
人勧があるのに、人勧以上のカットをするのは、制度自体を否定するようなことではないでしょうか。

(市長)
人勧というのは、そもそも、給料を上げるためにつくったんで。

(記者)
最初はそうかもしれませんが、最近は減っています。さらに減らすことは、人勧に意味がなくなってしまうのでは。

(市長)
そうかもわからん。そういう説もありますわね。労働基本権をちゃんと持ってもらって、廃止しろという説もありますけど。それはそれなんで、そういう制度によるものなので。しかし、やっぱり公務員だからといって、人件費、給料を減らさんでもええ議論はありえません。

(記者)
労働基本権があった者同士で対等にやるからそういうことが言えるのであって、今の制度では。

(市長)
労働基本権の部分は、人勧ということで、両方セットなって動いとるわけだで、そこで超える部分については、やっぱりパブリックサーバントとしては、納税者に対して、こうだなと思ったら、そういうふうにされるべきじゃないですかね。

(記者)
(資料の「行財政改革の取組み」にある)議会の改革が検討中とあるのは何ですか。

(市長)
何ですかと言われましても。大変こういうことですけど。政務調査費並びに報酬についても、いろいろ私も提言をしているところです。そういう議論の中で決まっていくものであろうと思います。

(記者)
パブリックヒアリングでは市民からのいろんな意見を。

(市長)
それはもう当然。一番、民主主義に敏感にならないかんのは、市長さんの給料等でありまして、それから議員さんの給料等も当然、市民の皆さんの代権者でしょ。そういうことじゃないですか。市民の皆さんのご意見は非常に大きい。もうひとつ、議会というのはやっぱり市民の縮図になっていなければ、代議制は機能しませんから。そういう面もありまして、私の方からも提言せないかんですけど、そういうこともありまして、そういう状況になっております。

(記者)

ホームページには、この資料を載せるのか。

(市長)
そういうことです。

(記者)
これはあくまで当局が考える主な事業。これに記載されていないことは。

(市長)
当局と、私も見とります。第何次案と言えばいいか。

(当局)
今回一次内示ができませんでしたので、今回が初めての内示です。ただ何回もご相談はしています。

(市長)
ご相談はされておりますけど、まだ、わーわー言っとるのは残してある。

(記者)
例えばこの間、問題になった商店街の補助金。どうなったか市民は関心があるのでは。主な事業から省かれると議論ができないのではないでしょうか。

(市長)
それは(資料に)出てませんかね。

(記者)

名前ではわかりません。補助金名で載っていないので指摘しようがありません。

(市長)
そこはいろいろ聞いてもらえばええと思います。

(記者)
木曽川導水路の負担金拒否は正式に決まりましたか。

(市長)
今度の(国の予算の)5億円ですか、それから(市の負担分の)1億6千万ですか。あれにつきましても、どこまでがどうなのか。私も何べんも言っとりますけど、徳山ダムそのものはつくってまったし、私の前の方のとき、その前になるかもしれませんけど、やるという前提でつくった。そういう責任のある分については、それはやっぱり払わないかん。国が立て替えてくれれば、そんなありがたいことはないですよ。ということがありまして、もう1回精査をすると。1億6千万と、それから5億ですか、についてはね。なんで5億もそんなぎょうさん金がいるか、わしもようわからんのです。そういうことを正確に言います。まあちょっと時間をいただきたい。


(記者)
まだ、いくらは払わないということを決定したわけでないと。どこまでが責任かと。

(市長)
完全な環境アセスメントと言いますか、環境影響評価をやったやつは、どうなんですかね。水を流す時に鮎がどうなるかとか。だけど、いわゆるつくることを前提とした、つくるためのお金は払いません。つくるお金は払いません。そこへ行く前の、環境評価なんかはどちらの部類に入るかは、もう一回精査をしないかんと思ってます。

2.支援団体による市議選立候補者の公募について
(記者)
市長の支援団体が、市長を支持する候補者を公募されましたが、それはどのようにお考えになってますか。

(市長)
それは、やっぱり、庶民革命の実現のためには、議会という仕組みが非常に重要ですから、議員さんを皆でつくっていこうという、非常にありがたいことだと、思ってますけどね。

(記者)
民主党から、もし、そういう人が出ると、サポートや動員など、民主党との兼ね合いは、どうお考えですか。

(市長)
民主党って言ったって、今、過半数ありませんので、今、仕組みの中でね。将来、討議拘束をなくした議会を目指してますけど、今の仕組みでやらないかんですかこれ。どちらにしろ、増やさないかんでしょ。これは事実ですよ。私、政策秘書も否決されとりますんでね。こんなことじゃいかんでしょう。仕事できへんですがね。ですから、議員を増やさないといかんことは、紛れもない事実です。

(記者)
あくまでも、市長を支持する人がたくさん増えてくれるといいなと。

(市長)
いいなって、それじゃないとやれぇせんがね。

(記者)
今、市長を支持しているとされる民主党の会派との考え方はどうなるのですか。

(市長)
それはまぁ、会派というか、まぁどうなりますかね。そこらの話は。今のままでは、どっちにしても、否決されてるんですから。軽四輪も買えせんのだもん。軽四輪は、なんとしたって、政務秘書官の否決は、いかんですよ。本当に。

3.平成22年度予算編成について【その2】
(記者)
住基ネットなんですが、大臣に会うことは、もう決まっているんですか。

(市長)
申し込んでありますけど、まだちょっと、向こうから確たる日付けはきておりません。

(記者)
市長としては、大臣にどういうことを訴えるご予定なんですか。

(市長)
そりゃぁ民主党で一緒に廃止法案出したよな、ということでしょう。4回も。やめろというのか廃止法案を出しとるということだね。

(記者)
それとは別に、民主党の番号制度、納税者番号制度も検討してますけど、それについても、市長は、反対という。

(市長)
これを機会にして、人間と番号ということで一つ、もう一つは、いわゆる地域主権と言ってますけど国民に番号をつけていろんな情報を管理するっていうのは、人間の尊厳というプライバシーの問題があるけど、中央集権のシンボルなんですよ。当然のことながら。

そういう立場から、そういうところから、住基ネットは一つのその中の論点ですけど、もう一つ納税者番号をね、とかいろいろ言ってるじゃないですか。基礎年金番号使うとか使わないとか。納税者番号って、使って所得を報告するいうけどね、じゃラーメン食う時に、皆番号言うんですか。「わしゃ、もやしラーメン注文するけど、何番です」って言って。できせんのですよ、はっきり言って。現金取引には。現金取引っていうのは、絶対残るでね経済の中に。あんただって全経済取引を、番号でカードでやれっていったら、どうしますか。人間これ。えらいことですよ。一気に経済は縮小してしまう。反対に、大裏金天国になります。必ず。

そういう大論点について、これをきっかけにして議論してかなかん。それと確定申告するのに住基ネット使うといくらかもらえる言うんだけど、あんなのね、なんでねパスワード使わないんですか。パスワードで銀行のキャッシュカード、みんな使ってるじゃないですか。事故あったんですか、今までに。だからね、いかにむなしい議論が多いかということを。コンピューターにすればええ思っとるんですよ。

その最たるものが消えた年金じゃないですか。6000万円。それを解決したのは、なんと名古屋が初めて、名古屋がナンバーワンの、電話でかけたことじゃないですか。俺もかけましたけど。そうでしょう。だから名古屋市民の皆さんには、番号は決して税金の効率をよくするんじゃないんですよ。それと誤解は、限定番号と、いわゆる共通番号と違うからね。電話番号とか運転免許証番号のときに反対してるんじゃありません。国民あなたは何番ですという統一付番をして、統一付番をした以上、いろんなデータを入れないと意味ないですわ。実はこれ。そういうのがいかに虚しい番号かと。ということを、やっぱり、本当に危機だと思います。日本の。そんなことやりかけたら。

(記者)
失礼ですけど、その議論はもう経ていますよね。

(市長)
経とるから、総務大臣におかれましても、国会におる頃から何べんも議論した。今の党首の総理大臣も含めて、廃止法案見せてもええですけど、みんな賛同者に入っとるわけですから。4回もですよ。だけど世の中っていうのは、やるって方向で動いてきた場合、それなりの手立てがいるってことは事実ですから。社会の仕組みだもんで。

(記者)
今年度、市債が伸びているが新年度、増加して1,100億円という額ですが、市債が増加したことに関して一言で理由はどんなことになりますか。

(市長)
減税の財源については、起債は一切してないということです。これは、総務省のチェックがありまして、そういう書類を出しとります。こんなこと、オッケーをいただいたって言うのもおこがましいけどね。とろくさい話ですけど。廃止せないかんですよ。こんなもん。起債を自由にすること。だけど、了解いただいとりますということですので。なかなか、きちっとやられたねと、ご評判をいただいとると伺っております。そのほかの起債につきましては、相当税収も落ちこんどりますので。しかるべき国の制度があるということです。

で、なんか皆さん新聞によりますと、どこどこの県が何千億税収が落ち込んだで大変だって言ってますけど、どこが倒れますか。

民間の商売とは全然違いますから、誤解しないようにせないかんわね。そういう場合、国が何とか補填債とかそういう名前がいろいろありまして、そういうお金でちゃんとなんとかメンテナンスするようになっとります。だけど、そういうことばっかりやっとると無駄使い天国になるもんで、そういう時においても、やっぱり減税をして必死になって行政改革すると。そういう理念を堅持した名古屋市が皆さんの力によって、そういう手法とか日本に広げられると、非常に庶民のためになるんじゃないかと思いますけど。

(記者)
堀川なんですが、400年祭(パンフレット)に載ってますけど、今後、堀川導水が注目されてますが、新年度に堀川についてどのようなことをお考えですか。

(市長)
堀川は、歴史的遺産として非常に名古屋は重要で、面白いですよね。日置橋の辺りのとこ、尾張名所図会に桜の木がぎょうさんあったんだけど誰が切ったんだね。本当に。許しがたいと思ってますけど、皆で掘川の水をきれいにすること並びに、周りの歴史的遺産とかね。人間の生きた遺産を発掘するという大転換をしたいのですけど、その中の一つとして木曽川からの導水につきましては、ぜひさらに強く継続をお願いするということでございます。

名古屋市:平成22年1月12日 市長定例記者会見(市長の部屋)
http://www.city.nagoya.jp/mayor/kaiken/h21/nagoya00076184.html
投票数:17 平均点:5.29

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