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【市長】平成22年1月18日 市長定例記者会見

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2010/1/22 12:21 | 最終変更
narupara  管理人   投稿数: 7555

【市長】平成22年1月18日 市長定例記者会見の内容です。


この記者会見に関するコメントは
[なるぱら]平成22年1月18日 市長定例記者会見
http://www.narupara.com/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=2&lid=108
のコメント投稿をご利用ください。このページへの投稿は管理人のみとなっています。

会見事項
●地域委員会モデル地域の決定
地域委員会のモデル地域を決定しました
http://www.city.nagoya.jp/shisei/gyouzaisei/nagoya00076457.html

●「第1回相生山緑地の道路建設に係る学術検証委員会」の開催
平成22年2月1日開催:第1回相生山緑地の道路建設に係る学術検証委員会
http://www.city.nagoya.jp/shisei/jyoho/jyoho/suishin/kaigikoukai/kaigioshirase/nagoya00076136.html

●「市民大(だゃぁ)討論会“自転車について話そまゃぁ"」の開催
「市民大(だゃぁ)討論会“自転車について話そまゃぁ"」を開催します
http://www.city.nagoya.jp/kurashi/event/event/nagoya00076380.html

内容
おはようございます。1月18日の定例記者会見を始めさせていただきます。

まず、報告事項ですが、地域委員会モデル地域の決定についてです。モデル地域に申請いただいた8区14地域の中から、田代(たしろ)学区、江西(えにし)学区、汐路(しおじ)学区、豊治(とよはる)学区、小幡(おばた)学区、桶狭間(おけはざま)学区、貴船(きふね)学区、表山(おもてやま)学区の8区8地域を、モデル地域として選定しました。

1区1地域ということできましたので、16までええんじゃないと、1区複数でもという気もしたんですけど、今回は初めてのことですので、区役所が相当集中的にやりたいということですので、こういうふうにさせていただいたということです。応募期間が短くて、まあちょっと長くならんかという声も聞いたんですけど、今回は第1次という感じでして、呼び方は第2次になるか再募集になるか新規募集なのかわかりませんけど、なるべく早い時期に次の募集に入りたいし、本格的な運用も早くやりたいものですから、ひとつこういうことでお願いしたいと思います。

課題を要求しておりますけど、これは議論があったんですけど、本来は課題を決めるのは地域の一番のメインの仕事ですので、そもそも課題を要求するのはおかしいんですけど、これは初めの第1回ということでその後のことも考えて、とりあえず今回だけの特例ですので、お願いしたいと思います。

よく応募していただきまして、ありがとうございました。選挙に出るということは実は大変なんで、私は5つくらい出てこればとりあえずええかなと思っとったくらいの話ですが。ようけの方が勇気を奮っていただいて出していただいて、本当に感謝しております。日本初めての壮大なテストが、民主主義の、実験と言うと怒られますけど、人間ですから、始まるということですので、ぜひ市役所を挙げて応援をしたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

問題は、選挙権が今のような仕組みではなくて、応募した人、全員にいっぺん通知が行きます。例えば田代学区ですと、田代学区全員の人に、こういう仕組みでモデル学区になりましたと、従って立候補者と選挙権を登録されますかと行きますので、ぜひ、なるべくようけの人が選挙に参加していただく。何といっても立候補してちょう、ぜひ、市民の皆さん。金は要りませんので。選挙、はっきり言いまして暗いイメージが付きまとっておりまして、お母ちゃんがすぐ反対するんですわ。おとっつぁんがいっぺんやりたいと思った時、お母ちゃんは反対しないようにお願いしたい。大きいのは、お金が要りませんし、身近なことをみんなで決めていこうということです。

やるのは別に夜と決まっておりませんけど、たぶん働いている人なんかでも参加してほしい。18歳以上ですから、大学生、高校生でもいいんですが、若い人にも参加してほしいということになります。参加というか委員になりますと、土日、夜間ということになりますので、働いてみえる方も、参加できる体制を取りますので。今日からで結構ですので、立候補の意思のある方は、区役所へ「私この学区に住んどるけど、立候補したいけどどうしたらいい。」ということ、ぜひ遠慮なしに伝えていただきたい。常に区役所はパブリックサーバントたらんと努力しておりますけど、この質問につきましては、特に丁寧にお答えするということですので、ぜひ声を上げてください。

申請がなかった8区につきましても、先ほど言いましたように、なるべく早く追加募集をします。私の知っているところでも、ちょっと時間がなかったもんで間に合わなんだという話もありました。

2点目は、「相生山緑地の道路建設に係る学術検証委員会」についてです。去年の9月に、地域の皆さんの意見をお伺いすることができました。現場に行きまして。課題として出てまいりましたのが、“道路とホタルが共存できるのか"、“道路整備の必要性はどれほどなのか"ということで、科学的に検証をせないかん。時間も経っておりますので、今回、検証委員会を行います。

委員には、生物、ホタルちゃんの立場から考えようという方、交通の専門家、9名のほか、武田アドバイザーにも入っていただきます。第1回目の会議を2月1日(月曜日)午前10時30分から名古屋市公館で開催いたします。公開の場で、検証を進めていただき、それをふまえて道路整備を進めるか否かを判断したいと思っています。なお、工事については中断の指示がしてあります。これは初めてだろうと思います。

3点目は、「市民大(だゃぁ)討論会“自転車についてはなそまゃぁ"」の開催についてです。中期戦略ビジョンのタウンミーティングで、ほとんど毎回に近いくらい話が出まして、もっと利用を推進してくれと言う方と危ないでそんなビュービュー走ってもらってはいかんと言う方と、いろんな意見が出てまいりまして、わしも長年自転車に乗って、当選させていただきましたので、この際はいっぺん自転車を大都会で、名チャリの実験も日本最大の実験のようですけど、どういうふうに今後進めていくかについて、大討論会をやりたいと思います。

ワークショップとパネルディスカッションの2部構成でやりますので、ぜひ皆さんお越しをいただきたいとうことです。今日から募集をします。先ほど言いましたように、利用を推進すべきだという方だけに留まらず、危ないがねという方も、どうぞ声を上げていただきたいと思っております。

報告は以上ですけど、総務省のほうで、地方自治法の抜本改正について、検討会が始まったということになっておりますので、名古屋においても、国と地方の全体的なあり方について、積極的に提言をしていこうということでワーキンググループを設置しました。

例えば、私がよく言っておりますけど、最近、道州制の議論とか仕組みを変える議論が盛んですが、本来はやっぱり財源移譲が中心なんで、ズバリ言えば、地方税法を廃止しろということ、1つは。これは本当は当たり前のことで、商売やってみえる方だったら、自分のとこの売る値段を自分で決めれん、こんなアホなことがあるかということです。何が自治体かと言ったら、税金を自由に決めれるというのが、当たり前の自治の根源ですから、そういうこととか。

それから地方財政法5条ですけど、僕は現実には借金じゃないと言っておりますが、一応どこからか起債をする時に、総務省の許可とか協議がいる、ええかげんにしとってもらわんといかん。そういう根本問題についても提言をしていきたいということです。

以上です。

質疑応答
※項目の後の時間表記は、動画における質問開始時間の目安です。

1.平成22年度予算パブリックヒアリングについて(10分35秒頃)
2.第1回相生山緑地の道路建設に係る学術検証委員会について(12分15秒頃)
3.地域委員会モデル地域の決定について(14分35秒頃)
4.政治資金問題に関する民主党小沢幹事長の発言について【その1】(20分35秒頃)
5.地域委員会での外国人参政権について(26分15秒頃)
6.障害者自立支援法の見直しに対する名古屋市の対応について(27分25秒頃)
7.名物おかみの訃報と名古屋弁について(30分15秒頃)
8.政治資金問題に関する民主党小沢幹事長の発言について【その2】(31分40秒頃)

名古屋市:平成22年1月18日市長定例記者会見(市長の部屋)
http://www.city.nagoya.jp/mayor/kaiken/h21/nagoya00076499.html

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2010/1/28 19:07
narupara  管理人   投稿数: 7555
質疑応答

※項目の後の時間表記は、動画における質問開始時間の目安です。

1.平成22年度予算パブリックヒアリングについて(10分35秒頃)
2.第1回相生山緑地の道路建設に係る学術検証委員会について(12分15秒頃)
3.地域委員会モデル地域の決定について(14分35秒頃)
4.政治資金問題に関する民主党小沢幹事長の発言について【その1】(20分35秒頃)
5.地域委員会での外国人参政権について(26分15秒頃)
6.障害者自立支援法の見直しに対する名古屋市の対応について(27分25秒頃)
7.名物女将の訃報と名古屋ことばについて(30分15秒頃)
8.政治資金問題に関する民主党小沢幹事長の発言について【その2】(31分40秒頃)

(内容)

1.平成22年度予算パブリックヒアリングについて
(記者)
改めて感想をお願いします。

(市長)
昨日はぎょうさんの方においでいただきまして、ありがとうございます。3時間ということで、熱のあった議論がありまして、感謝しております。今日も幹部会で指示しましたように、発言できた方はできた方、できなくて書類を出していただいた方、また、書いていなくてもご意見をいただいている方、多くみえます。それらをふまえて、なんとか対応できるものは対応する、延ばしてもらいたいものは延ばす、無理なものは無理です、ということで、大至急検討を始めるということです。市民サービスの低下のない減税ということで。

途中で「他の市でもやっているところがあるのではないか」と言われましたが、こちらから言えば、減税をする予算査定と減税しないところでは、まるっきり違いますから、その意味は。減税額も今年度161億円になるということです。これが第一歩になって、さらに拡充できんかなと思っています。

2.第1回相生山緑地の道路建設に係る学術検証委員会について
(記者)
市長は以前「科学的に検証したうえで自ら決断する」と言われました。いつまでに委員会での結論を出して、いつ頃市長が決断をされるのか、見通しを聞かせてください。また、先ほど「工事中断の指示をした」と言われましたが、具体的にどういう指示だったのか、お聞かせ下さい。

(市長)
中断しているところの中の10%くらいは、鉄橋みたいなものができているんです。これを今、どうするかという議論がひとつある。全部じゃなく。中断箇所の中の1割。それを向こうに置いておくと「保管料をくれ」ということになります。そうすると税金での負担になるので、これをどうするかということを今相談しています。

検証をやりまして、なるべく早いとこ結論を出すということです。日にちで言いますと、1月8日の金曜日に工事をいったんストップということで。1割の部分はやってしまってますけどね。ストップしているところの中の1割です。これについては鉄橋を作っておりますので、これは作っていただいて、どこに置くかという議論ですけど。あとについては工事をいったんストップして、委員会の結論を待って考えていきたいと思います。

(記者)
委員会の結論の目途はいつでしょうか?

(市長)
目途はちょっと、まだよくわからん。なるべく早くということです。

(記者)
年度内ですか。

(市長)
年度内はちょっと無理じゃないかと思いますけどね。専門委員の方に「こうで、こうです」と言ってませんので。この会でどういう議論が出てくるかを踏まえて考えたいと思ってます。

3.地域委員会モデル地域の決定について
(記者)
最終的に16区の半分ということですが、その数についてどう思われますか。また、どのようなかたちで選考されたのか、案件として出ている地域課題についてどう思われるか、お聞かせください。

(市長)
選挙をやりますから、なかなか政治に対する「超政治不信」の中で、案外大変なんですよ。みなさんの士気を考えたときに。そんな中では、よく出していただいたと思っています。

(記者)
14地域から8地域をどういう基準で選ばれたのでしょうか。

(市長)
区の中で一番大きいのは、やっぱりあれですね。区役所がどえらい熱を入れないといかんもんで。第一弾、みんなで盛り上がっていけそうだという感じですね。悩みはあるのよ。「ワシらがやる」という意欲が非常に重要なので、いろんな抵抗部分、波乱含みというのも非常に良いんですけど、とりあえずは、なんとか選挙が盛り上がるような方向でということでね。若干、区の意向が強かった。

(記者)
8地域について具体的な地域課題が出されていますが、これらについて感想をお願いします。

(市長)
それぞれの地域課題がなるべく重複しないようにということになったので、これもあるんですね。防災、防犯は結構重複しているのがあったと思います。これも一応、バラっとするようなこともあって、8地域になったということです。

先ほど言いましたように、こういうことを決めること自体が間違いなんで、本来は。地域課題を決めてもらうのが地域委員会の本来の姿ですから。これは、初めのモデルだけです。

(記者)
テーマとしてはどうですか。イメージ通りですか。

(市長)
まあまあ。歴史の話が出てきたあたりはなかなか楽しいな、と。歴史的建造物が、この学区(田代学区)は末盛のうえに昔の建物がありますけども、あれの保存問題もありますし。わりとわかりやすいなと思っています。いろいろとそれなりに課題が分かれていると思います。

(記者)
(事前に課題を設けるのは)今回が特例とすると、2回目以降の選考基準は意欲だけですか。

(市長)
2回目ができるかどうか。4月にはもうやりますから。もっと早くやるかもしれませんけど。2次募集を。そこで基準を変えていくかも課題です。それも課題。

(記者)
申請者がすべて学区連協でした。このあたり「結局は学区連か」という印象もありますが、市長はどう思われますか。

(市長)
ワシも正直言って非常に悩ましい。だけど今までの歴史があるでね。ぜひ市民のみなさんも、これは初めのモデル事業だということで。それから判を押すところに「学区連協の推薦」、それから「協議の終了」と書いてあるんですわ。ワシはこの「終了」というのはどうかなと思ったんですけど。このところは今後の大課題です。長い歴史がありますからね。ほとんど戦後というか伊勢湾台風以降にしても、学区連協のみなさんが現実に努力してやってこられた部分なので。ただ、学区連協としても、いったん選挙をやるということで、フルオープンになりますし、会議自体もオープンですから。大きな違いがありますね。

(記者)
先ほど「波乱含みも良いけど、まずは最初だし」という発言はこのことですか。

(市長)
区役所の意向で大事にしたということです。学区連協のみなさんにおかれましても、いろんなご意見、非常に協力的だったところもありますし、若干そうでないところもありましたので、いろんなお気持ちがあると思いますけど。ぜひ新しい人が地域のいろんな活動に参加できるように、学区連協のみなさんにもご協力いただきたいということです。

4.政治資金問題に関する民主党小沢幹事長の発言について【その1】
(記者)
民主党、小沢幹事長の資金管理団体の土地購入を巡る事件について、鳩山政権に影響は出ると思いますか。

(市長)
説明はきちっとしていただかなきゃいかんですけど。今、名古屋市で全力投球させていただいておりますので。政治は信頼というのが非常に重要ですから。それを肝に銘じていただいて、お願いしたい。

(記者)
現時点で説明責任は果たしていると思われますか。

(市長)
ワシにあんまり聞いてもらうとよ。私は果たしておりますけども。

(記者)
小沢幹事長についてです。

(市長)
私は果たしております。そこらへんはご勘弁いただきたいと。せっかく名古屋でやらせていただいてますので。

せっかくなので。産経新聞の記事に、証言をされた方が「河村さんが市長選のときに裏金で200万円渡した」という記事がありますが、これはまったく事実と違っています。ご本人、産経新聞、それをブログに載せられました横井市会議員にも抗議の申し入れをしてあります。横井さんにはまだ出していないかな。文書を作って。ご本人をワシはあまりよく知らんもんで、国会議員さんの事務所に「渡しといてちょーよ」と。それから産経新聞にも抗議の申し入れをしてあります。

(記者)
政治家にとってお金の問題はどういうものだと感じられていますか。今回「厳重に抗議した」という姿勢にも出ていると思いますが。

(市長)
あまり原点にさかのぼってはいかんけど、やっぱり政治を職業にしてはダメなんですよ。政治をボランティアにしていく。政治というのは10年もやったら苦しくてやめたくなる仕事にしないと。そこが全ての根源ですよ。ロッキード以前のスキャンダルについてはあまりよく覚えてないですが、これほどまでに続いては。名古屋の優秀なジャーナリストのみなさんには「なぜ日本はこんなことが延々と続くんだ」という、本質的な議論をそろそろしなきゃいかんのではないかというのが、この2月に展開されるであろう、名古屋の政治のボランティア化の問題です。僕が聞くところでは、外国でも金銭スキャンダルってあるんですけど、あるともうできませんよ、寄付で成り立っているから。お金が続かないからできないんですよ、そもそも。辞めざるを得ない。派閥っていうのはないですね。日本は税金による職業議員ですから、長いことやらないといかんもんで、すぐグループ化するんです。派閥。

名古屋で勇気を持って政治ボランティア化の開始をしております。日本の国においても大議論をしないと、どうするんですかね、愛国心は生まれるんですかね。こんな政治をやっておって。

(記者)
では、もし日本が外国だったら、今のような状態では鳩山政権は全然もたないと思われますか。

(市長)
それにつきましては、ちょっとご勘弁を。ワシはちゃんとやってきたんだけど、人間というのは付き合いとか縁とかあるもんだで。ワシも当選させていただいてほぼ16年ですけど、同じ仲間でやってきた人ですから。逃げるわけじゃないですけど。

(記者)
もし市長が民主党の衆議院議員だったら、やはり言えないですか。

(市長)
それなりに言ってきたほうですよ。

(記者)
だから、今の状況でもし衆議院議員だったら、言えますか。

(市長)
言う可能性はあるでしょうね。そのかわり、言うと孤立しますけどね。

(記者)
もともとそういう立場でいらっしゃった。

(市長)
そうでもないけど。

(記者)
今の立場できっちりお考えを言ったほうが良いのではないですか。

(市長)
まあちょっと待ってちょ。一応、名古屋市役所でやっとるでよ。

(記者)
まだ民主党への恩などがあるから言えないのでしょうか。

(市長)
いや、恩はありませんけど、4年間で300人以上会いに行ってるでしょ。その多くが、いわゆる今言われているグループの方が多いですよ。そうなると若干は考えるもんだで。

(記者)
歯切れが悪いです。

(市長)
歯切れが悪いと言うか、まあ頼むわ、本当によ。まあ、本当にいかんですね。議員の職業化は本当にいかんですよ。その根本を改めないといかん。

5.地域委員会での外国人参政権について
(記者)
地域委員会では日本人に限っていますが、永住外国人の地方参政権の話題など、今後もっと議論になると思います。今の市長の根本的な考え方など、あらかじめ聞いておきたいのですが。

(市長)
私はいわゆる外国人参政権については、国会の時から反対をしております。やっぱり地方もそうですけど、国も。国で問題になってるのは、地方議員の立候補する件ですけどね。わかりやすいのは、横須賀の市会議員とかですね。そういう場合に、やっぱり国と最終的に命運をともにする人たちが国の在りかを決定するべきだと、参政権ということでね。参政権を持つ以上は、国籍を持つ、帰化をしていただきたい。というのが、私の変わらざるところでございます。

(記者)
国政も、地方も、同じであるということですね。

(市長)
同じであるということです。

6.障害者自立支援法の見直しに対する名古屋市の対応について
(記者)
障害者自立支援法について、国は謝罪をしました。応益負担1割を、低所得者については無くしていこうと。低所得者の概念に入らない部分など、完全廃止は自治体の判断だと思いますが、名古屋市はどうしていきますか。

(市長)
いっぺん、よう考えないかんですわね。あれは介護保険のモデルを参考にして、やったんですけど。まあ、こんなけ政治に信頼がない時に、そりゃやっぱり障害者の皆さんのところから公費負担を求めるというのは、わしは、なかなか苦しいと思いますけどね。

(記者)
名古屋市を被告として裁判された方がいます。障害者の方に、国と同じように謝罪をすることはありますか。

(市長)
ちょっと待ってちょう。

(記者)
基本的なスタンスとして市長ご自身は、障害者福祉についてどのように考えていますか。

(市長)
自由が認められるのは、なんで認められるかといったら、いろんな意味で苦しんどられる方に最大の意を払うから自由が認められると、そうなんで。

ただ、福祉には無駄遣いがあるということは、これまた事実なんで。そういう精神で自己負担を認めることによって、介護保険みたいな考え方ですわね、そのへんのとこをチェックしていこうというのが、できた趣旨ですけど、ちょっと考えさせてほしいとこですね。

形式的にやるより、今回の名古屋市の予算編成もそうですけど、きちっと責任者が目配せをしていくということによって、無駄遣いをなくしてくという方向の方が、ええのかもわからんですね。なかなか精神的に大変だと思います。心理的にも。

7.名物女将の訃報と名古屋ことばについて
(記者)
蓬莱軒の女将が亡くなられました。美しい名古屋弁を話す象徴的な存在でした。市長とのおつき合いは。

(市長)
蓬莱軒のひつまぶしは1回食いにいかないかんと思って、2回ばかり行ったことがある。満員で入りゃあせんでかん。入口まで行って、市長になる前ですけど、わしはそういうところで議員特権を使うのはどうもならんですから。結局入らずじまいで、結局食わずじまいで終わってまった。大変残念です。名古屋ことばのタイトルマッチでもやれたらよかった。

「なんとかでなも」という話を言いますけど、あれはどっちかというと女性ことば。男でも使う人おるけど、あれは女性ことばなんですわ。名古屋ことばできれいとか汚いは、わしは「ありゃあせん」と言っとる。ケニアかモザンビークのことばが、きれいか汚いかどっちですかといったら、わからへんじゃないですか。そんなことはどっちでもええですけど。

8.政治資金問題に関する民主党小沢幹事長の発言について【その2】
(記者)
小沢さんの強気な発言をどう思われますか。

(市長)
仲間がこういうふうになられますと、辛いですね。わしも石川氏は何べんも応援に行っておるし、よう知っとりますけどね。田中角栄さんか金丸さんの時に、秘書が亡くなられたりしたじゃないですか。そういうことは止めないかんということを言っとったんだけど。結局、議員が職業化の問題に何も言わないもんだから、繰り返しますわね。

わしは、全くそういうことなしでやってきました。ということでお願いできんでしょうか。だから、産経新聞のあれもいけませんよ。ああいうの本当に。永田メール事件と、どこが違うんですかね、一体。何で僕に電話かけてこんなんだと。永田メール事件と全く同じじゃないですか。永田さんは命を落としてまで責任を取られたというのか、ようわかりません。僕も仲がよかったですけど。推薦人になってくれたことが、彼はあったんで。ちゃんと防御しております。記者クラブに貼ってありますんで。証拠資料はありますので、ぜひ見ていただくとありがたい。

名古屋市:平成22年1月18日 市長定例記者会見(市長の部屋)
http://www.city.nagoya.jp/mayor/kaiken/h21/nagoya00076499.html
投票数:20 平均点:5.00

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