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[会見内容]平成22年9月6日 河村たかし名古屋市長記者会見

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2010/9/14 19:38
narupara  管理人   投稿数: 7555
おはようございます。9月6日の定例記者会見を始めたいと思います。

 報告前ということで、まず防災訓練、昨日の日曜日、市内全区で「なごや市民総ぐるみ防災訓練」が行われました。私も千種区の千種公園、それから天白区の訓練会場を見てきました。千種区では住民の皆さんが協力して負傷者を救出されたり、天白区では児童の皆さんが起震車体験、車で揺れるやつですけれど、初期消火訓練などを真剣にやっていたりと、自分たちでできる防災対策に取り組んでおみえになりました。

 この日は職員も朝6時30分から参集訓練や市本部運営訓練等を行い、「被災者の救出」や「避難所の開設」などの初動対応を行うことができるよう訓練をいたしました。歩くか自転車でということで動いていただきました。

 また、間もなく迎える9月11日は東海豪雨から10年となります。これからは台風も気になる時期となってきます。もし大規模な災害が発生した場合には、市民の皆さんが自分自身や家族を守り、助け合っていただくことが大切です。われわれとしても過去の教訓を踏まえまして、被害の防止に全力を挙げてまいりますが、地域の皆さまにおかれましても、できるところから一歩ずつ災害に向けた対策を進めていただくようにお願い申し上げます。

 それから報告事項ですが、秋の観光シーズンの先陣を飾るイベントとして「名古屋城ゆるキャラ祭り」を10月2日(土曜日)、3日(日曜日)の2日間、開催します。

 「はち丸」殿が、名古屋開府400年祭のマスコットキャラクターとしてデビューしてから早2年が経過しようとしております。この2年間、名古屋市内外を問わず四方八方に飛び回り、多くの方に名古屋開府400年祭のPRを行ってまいりました。この地方では不動の人気を誇るキャラクターに成長したと感じております。なかなか、「はち丸、はち丸」と言って、がきんちょがみんな集まってきます。今まで、はち丸が出会った「ゆるキャラ」を中心に、築城400年を迎えた名古屋城に計47体の「ゆるキャラ」を集めたイベントを行うことで、開府400年の盛り上げに弾みをつけたいと思います。

 はち丸と共に名古屋をPRしております「名古屋おもてなし武将隊」も駆けつけ、おもてなし演武を披露するなど、どなたでも楽しめる企画が盛りだくさんの2日間となっています。また、特別ゲストとして、平城遷都1300年祭のマスコットキャラクター「せんとくん」も奈良から応援に来てくれることになりました。私も2日の初日に行われるオープニングでは、はち丸・園児らと一緒に「夢、つなごう なごらっチョ」を踊り、イベントの盛り上げに一役買いたいと思います。ぜひ皆さんも、秋の名古屋城を楽しんでいただきたいと思っております。

 おもてなし武将隊に歌ってちょうと言っておりますが、なかなかこれが。秀吉が、「わしは歌は苦手だでいかんわ」と言っておられました。宣伝会社の社長は「ええですな」と言っておりましたけれど。「なごらっチョ」で紅白に出ることは、なかなか困難なことですので、まあちょっと進んだ歌ができるのかということで、大いに期待しております。

 報告事項は以上ですが、最後に寄附を活用したまちづくりについて一言申し上げたいと思います。

 今回の減税を契機として、寄附文化の醸成を図り、市民の皆さんが、公益寄附ですけれどね、世の中のためになる寄附ということを通じて市政や地域に貢献できる社会をつくっていきたいと考えております。このたびその第一歩として、市の公式ウェブサイトの中に寄附のページをつくりました。これは寄附を検討されている方々に参考にしていただけるよう、ウェブサイト上で公益的な活動を行う団体等を紹介するものです。市の公式ウェブサイトのトップページからご覧いただけますので、ぜひご確認をいただきたいと思います。

 今後は、こうしたウェブサイト上の対応にとどまらず、寄附文化を醸成する方策や、寄附を公益な活動に誘導していく方策につきまして、議論を深めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 理解をいただく、納得をいただくというか、ぜひ皆さんの今回の減税分につきましては、いわゆる寄附ではなくて、税率が6%から5.4%に変わっております。0.6%という分につきましては、今までは税金という格好で、名古屋市の市民の皆さんが払っていた分ですので、本当はその税金の使い道を、この市民税0.6%分について、日本で名古屋の皆さんだけですけれど、選択できるようになったということです。

 私はよく言っておりますけれど、河村さんのように焼酎の水割り飲んでも結構ですが、極力、貯金はなされませんように。ご家庭の事情がありますので、強制では当然ありません。一杯飲むなり、孫のお土産なり、ありますけれど、もう一つ、何とかお願いしたいのは、公益的な活動に対して寄附をいただいて、皆さんの選択税金と言ってもいいんですけれど、わしは国会の時代から選択税金ということを言っていましたけれど、選択税金によって社会をつくっていくということで。

 この間も名古屋商工会議所にはお願いしてまいりましたし、皆さんがそれを知るチャンスをどうやってつくっていくかということで、第一歩です。第一歩は取りあえず、ぜひホームページを見ていただいて、今までの、いわゆる本丸御殿の、ああいうのとまた別に、いろいろなNPO団体が、609団体の皆さまが書かれておりますので、取りあえず今のところはホームページを見てアクセスをしていただくとありがたいと思います。

 寄附される場合には、ぜひ、当該団体が経理をきちんと公開しているかどうか、どういう活動をしているかどうかというのは、やはり納税者として、一種の納税者になりますので、厳しい目でウォッチしていただくということが非常に大事になると思います。寄附型社会を推奨する人から言うと、いわゆる主計官、役人が分配するよりも、市民による分配の方がはるかに無駄遣いがないと言うのか、間違った税金の分配がないと言われております。

 ゆるキャラか誰か今日は出てござることはないのか。はち丸くんも、おもてなし武将隊も、みんな今回の雇用対策の方です。何か一つ名古屋で大きなチャンスを皆さん、つくっていっていただいて、人生の中に飛躍していってもらえるといいなと、そういう気持ちも大変強いところです。

 私からは以上です。

名古屋市:平成22年9月6日 市長定例記者会見(市長の部屋)
http://www.city.nagoya.jp/mayor/kaiken/h22/nagoya00084686.html
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