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[報告内容]平成23年3月22日 河村たかし名古屋市長記者会見

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2011/3/30 7:13
narupara  管理人   投稿数: 7555
報告内容


それでは、3月22日の定例記者会見を始めたいと思います。


まず報告事項ですが、本市の東北地方太平洋沖地震への新たな対応につきまして、4点ご報告をいたします。

1点目は、支援物資の受付についてです。既に報道関係の皆さまにお知らせをいたしましたが、本市においても個人の方々からの支援物資の受付を行うことといたしました。被災地域における物資の不足を報道等でご覧になった市民の皆さまから、「物資を送りたい」との声が市にも多く寄せられていることから、大村知事からの呼び掛けに応じて、愛知県と歩調を合わせて、本日から受付を開始することといたしました。

具体的には、本日22日(火曜日)から28日(月曜日)までの1週間、中村区の旧六反小学校の体育館で、土日を含む毎日午前9時から午後5時まで受付をいたします。品目につきましては、愛知県が被災地の状況を確認して、乾パン、即席めん、紙おむつなど、現時点でニーズの高いもの7品目に限定しております。市のホームページにも掲載いたしております。市民の皆さまの温かい気持ちをお届けしたいと思いますので、ご協力をお願いします。

2点目は、街頭募金活動の実施についてです。先の週末の19日(土曜日)と20日(日曜日)に、義援金の街頭募金活動を実施いたしました。名古屋市社会福祉協議会、名古屋市共同募金委員会の呼び掛けで、ボランティアの方々によって、名古屋駅周辺と栄希望の広場の2カ所で19日に街頭募金活動を実施したほか、名古屋市マスコットキャラクター「はち丸」も参加し、19日と20日の2日間、アスナル金山において募金活動を実施いたしました。

名古屋市職員有志についても、金城埠頭のリニア・鉄道館前と栄のオアシス21銀河の広場の2カ所において募金活動を実施し、5カ所で合計約450万円、444万8,460円の募金が集まりました。大変多くの市民の皆さんにご協力いただきました。心からお礼を申し上げます。格段に多い金額だと聞いております。

また、市役所や区役所、地下鉄全駅をはじめ、ほとんどの市民利用施設に募金箱を設置しております。市民の皆さんにおかれましては、近くにお越しの際には、ぜひともご協力をいただければと思います。

3点目は、職員の被災地への派遣についてです。現在、被災地への支援活動につきまして、全庁を挙げて取り組んでいるところですが、現地の細かい情報がなかなか収集しにくい状況のために、被災地への支援を総合的に推進していくための先遣隊として、19日に4名を岩手県に派遣いたしました。さらには、第二次先遣隊4名を本日朝、岩手県へ派遣いたしました。今後は、この調査チームからの情報を踏まえながら、本市の支援体制を強化してまいりたいと考えております。

4点目は、被災者支援コンサートの開催についてです。被災された皆さんを勇気づけ、被災地への救援を行うため、被災地支援コンサートを開催いたします。「被災者の皆さまの力になりたい」というこの地域の芸術家の気持ちを結集して、平成23年3月30日(水曜日)15時30分から、中京大学文化市民会館におきまして、「ー地元アーティストが贈るー名古屋からの応援歌」を開催いたします。入場料は無料で、会場で義援金を募集します。この催しには、被災地仙台市をはじめ東北地方の皆さまと交流を深めている「名古屋おもてなし武将隊」も特別出演いたします。

また、名フィルにおいても、5月14日(土曜日)に中京大学文化市民会館で支援コンサートの開催を予定しております。内容等については現在調整中ですが、被災地への支援の輪を広げたいと思っております。

本市が被災地への支援を継続していくためにも、イベント等を含めて、経済活動をしっかりとやっていくことが重要であると考えております。こうした観点から、本市といたしましては、実施予定のイベント等についてはできる限り実施し、その際、併せて義援金の募集についても呼び掛けていきたいと考えております。各企業、団体等におかれましても、趣旨をご理解いただき、被災地の支援活動にご協力いただきますようお願い申し上げます。

また、被災者の就労支援について、愛知県では、関係団体による連絡会議を立ち上げるとのことです。本市といたしましても、そこに積極的に参加していきたいと考えております。被災地の支援については、行政としてでき得る限りの努力を続けてまいりますので、市民の皆さまにおかれましても、引き続きご協力いただきますようお願い申し上げます。

また、物資の買いだめなどにより、食料品や日用品の品薄状況が続いていると伺っております。市民の皆さまには、ぜひとも冷静な対応を、重ねてお願い申し上げます。

次に、4月1日(金曜日)から実施される資源とごみの分別ルールの変更についてお話をします。平成12年以来の大きな分別ルールの変更です。市民の皆さんにはこの10年間、ごみの分別に大変ご協力いただいて、平成15年には自治体環境グランプリで環境大臣賞とグランプリをいただきました。名古屋市民の皆さまの勲章です。

今回の分別ルール変更は大きく3点あります。1つ目は、不燃ごみとしていたポリバケツや洗面器などプラスチック製品を可燃ごみに出していただくようになります。プラスチック製品については焼却し、熱エネルギーとして回収することとしました。

2つ目は、不燃ごみの収集が毎週1回から月1回になります。名古屋市全域で収集日が変更されますので、3月上旬までに全戸配布された「町名別収集日一覧表」で確認してください。名古屋市のホームページでも確認できます。

3つ目は、食品トレーや卵のパックなどのプラスチック製容器包装が、ステーション収集から原則として各戸収集に変わります。プラスチック製容器包装は、他の資源と比べてご家庭から出る量も多く、かさばります。各戸収集に切り替えることで、市民の利便を向上させることができると考えております。

詳しくは、3月上旬までに全戸配布された「なごやの資源・ごみ分別ガイド」をご覧になるか、名古屋市のホームページを確認してください。「手に取ってください」と書いてありますので、手に取らせていただきます。これが「なごやの資源・ごみ分別ガイド」ということで、これが各戸配布されておりますので、この中にいろいろ新たなごみの出し方が書いてありますので、ぜひご確認をいただきたいと思います。

市民の一人ひとりがしっかり分別をして、せっかく減量に成功したごみが増えてしまうことのないように取り組んでいきたいと思っております。

最後に、地下鉄桜通線、野並・徳重間の開通について申し上げます。地下鉄桜通線、野並・徳重間が、今月27日(日曜日)に開通します。延長4.2キロメートルに、鳴子北、相生山、神沢、徳重の4駅を新たに整備しました。この開通により、徳重地区から都心へのお出掛けが大変に便利になります。

また、鳴子北駅にはバスターミナルを、徳重駅には交通広場を整備するとともに、地下鉄開通に併せて市バス路線の再編成を行います。市バス・地下鉄の一体的なネットワークが一層充実いたします。さらには、この2月にスタートいたしましたICカード「マナカ」のサービスと相まって、緑区、天白区をはじめ、市民・利用者の皆さまにはますます便利で快適にご利用いただけるものと思っています。

徳重駅周辺では、新たな市民サービスの拠点として「ユメリア徳重」が昨年5月にオープンし、大規模商業施設等の進出も見られます。地下鉄の開通により、成長著しいこの地域がますます発展することを期待しております。

また、ICカード「マナカ」ですが、交通局では発売から1か月で発売枚数が50万枚となりました。半年で120万枚の発売を目標としておりますので、今後とも便利でお得な「マナカ」のご利用をお願いしたいと思います。

報告は以上ですが、来年度予算について、市議会の開会から年度開始までの期間が短いことから、暫定予算を24日(木曜日)に当初予算と併せて議会へ提出することといたしました。私からは、以上です。

名古屋市:平成23年3月22日 市長定例記者会見(市長の部屋)
http://www.city.nagoya.jp/mayor/page/0000022721.html
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