犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の趣旨を含んだ改正組織犯罪処罰法の施行を11日に控え、同法に反対する集会とデモが8日、名古屋市緑区の要池公園などであり、市民ら150人が同法の廃止を訴えた。
野党の国会議員らのスピーチの後、市民らは「共謀罪やめろ」「安倍政権は退陣しろ」などと声を上げて2キロほどデモ行進した。安全保障関連法への反対をきっかけに設立された市民団体「戦争法を許さない緑区の会」が主催。会代表の西村秀一さん(70)は「一般市民と無関係でないことを多くの人に知ってもらうため、声を上げ続ける」と決意を話した。
参加した同区の牧師相馬伸郎さん(57)は戦時中の治安維持法で全国のキリスト教会が萎縮し、戦争に協力したとして「強い反省がある。市民生活を萎縮させる『共謀罪』は廃止にしなければ」と語気を強めた。
11日施行の共謀罪に反対デモ 名古屋:社会:中日新聞(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017070990015420.html
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