「鳴海祭(裏方)の山車行事と丹下・北浦・花井・城之下の山車」文化財指定書等交付式が行われる

指定書の交付および記念プレートの贈呈

平成26年4月24日(木)、名古屋市役所本庁舎 3階 市長室において、「鳴海祭(裏方)の山車行事と丹下・北浦・花井・城之下の山車」文化財指定書等交付式が行われました。

名古屋市指定無形民俗文化財に指定された鳴海祭(裏方)と山車

名古屋市指定無形民俗文化財に指定された鳴海祭(裏方)と山車


報道発表資料

報道発表資料

報道発表資料

—–
報道機関向け資料から
—–
鳴海祭(裏方)は、成海神社の例大祭として10 月の第二日曜日におこなわれ、鳴海地区内を4輌の山車が巡行する。
丹下、北浦、花井、城之下の4輌の山車は、知多型古型に属するが、二層の唐破風を有する点で知立や刈谷の山車との関係が認められる。
また、北浦の山車が名古屋の職人によって作られていることが銘板からも確認されるように、この地域の山車構造には名古屋型の影響もうかがえる。このように、鳴海祭(裏方)の山車には様々な地域の山車の影響が及んでいる点が特徴である。
また、こうした山車を用いて執り行われる鳴海祭(裏方)についても、現在も豊富な神楽・囃子が伝承され、「神上げ(かみあげ)」「車切(しゃぎり)」など各町の競い合いの要素がしっかりと継承されている。
—–

指定により保存にかかる経費の一部補助や、秋季例大祭時の人出にも影響してくると思います。
今回は裏方(成海神社)だけでしたが、今後は表方(鳴海八幡宮)も指定されることでしょう。
祭り文化および独自型式の山車を保有する鳴海地区の文化が今後も継承されていくことを願います。

関連ページ

この投稿へのコメントは受け付けていません。

コメント一覧