[伊勢タウン]日本遺産認定を記念「有松絞り」展示会 17日から宇陀市で(2021/9/11掲載)

奈良県宇陀市で「有松絞り」の日本遺産認定を記念した展示会が開催されるとのことです。
地元の話題ではないですが、遠方でも地場の特産品を紹介していただけるのはありがたいですね。

【展示予定の有松絞りの帯など=名張市で】

繊細な風合い手に取って

江戸時代に尾張藩が特産品として保護し、約400年の歴史を有する絞り染めの織物「有松絞り」の日本遺産認定を記念した展示会が、9月17日から20日まで奈良県宇陀市室生三本松の「きもの座 服部」で開かれる。入場無料。

東海道40番目の宿場・鳴海宿に程近い、現在の名古屋市緑区の有松地区で開祖・竹田庄九郎らによって生まれた有松絞りは、東海道を行き来する旅人の土産品として重宝され、日本建築の並ぶ街並みの景観美でも知られている。模様の型を布に写してさまざまな形状に絞り、染色・糸抜きをして仕上げるもので、絞りの技法は数十種類から100種類ほどあると伝わっている。

今回は、浴衣や着物、名古屋帯や小紋柄の着尺、小物の他、「有松絞り400周年記念実行委員会」が大相撲の横綱・白鵬関に贈った浴衣など70、80点が並ぶ予定。店主の服部由孝さんは「繊細な絞りや染めがどんな風合いになっているか、身近に持ってもらえるものも用意しているので、一度手に取ってみて」と話していた。

時間は午前10時から午後6時(最終日は同5時)まで。新型コロナウイルスの感染状況などで中止となる場合がある。

問い合わせは同店(0745・92・2052)まで。

2021年9月11日付803号21面から

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日本遺産認定を記念「有松絞り」展示会 17日から宇陀市で


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