2005年05月26日 [723]
筆者:こうめい 2005年05月26日 | コメント(0件) | TrackBack(0件) | [Edit]

トラックバックとランキングとポリシー はてなbookmarkに登録する

このところ、サービスで借りている方のブログにはトラックバックスパムやコメントスパムが数多くやってきています。借りている方は、正直なところ本腰というわけではないので過敏に反応するわけでもなく、たまに投稿する程度なので無視しています。
ですが、自前で設置したコチラの方になると、激しすぎるくらい過敏になってしまいます。自前で苦労して設置し、それなりに手塩にかけてカスタマイズしているだけに「人の庭で好き勝手するな!!」という気持ちが心のどこかにあるのだと思うわけです。

自分の中でトラクッバックというと「この記事でその記事に言及するからリンクしてくださいな」という意味で使っているので、基本的に自分なりの意見や感想をそれなりに書くようにしています。それでも以前に「本文中に(言及元である)自分の記事にリンクもなしにトラックバックを送ってくるなんてトラックバックスパムだ」と書かれたことがあり、それ以来はなるべく本文中と最後に言及元へのリンクを入れるようにしていますし、複数サイトにトラックバックを送るのを極力控えるようになりました。
ただトラックバックした相手のコメント欄に「トラックバックしました」と連絡することはあまりしていません。
それが相手にとってどのような印象を与えるかはわかりません。当然、不快に思われている人も中にはいるかもしれません。でもこれが自分のトラックバックに対する送信元のポリシーです。

さて次に、これは新手なのか今まで巡りあってなかっただけなのかわかりませんが、最近、ニュース系サイトで取り上げていただく(最近多く感謝しています。これが飽き性の自分が持続できる活力です)と、そこから別のサイトでも紹介されて、今まで知らなかったサイトからリンクしてもらえて嬉しいのですが、そんな紹介していただいた記事にくるトラバの中に記事へのリンクと「知らなかった」とか「○○らしいです」など本当に簡単なコメントで紹介されただけのものがあります。
そんなサイトを訪れてみると、決まって本文よりも先にランキングにリンクが貼られているものがあります。
「面白かったらクリックしてください」「ランキング参加中」というお決まりのアノ一文です。
「知らなかった」とか「○○らしいです」の一文でクリックしてもらおうという考えが甘いのかどうかは各人の価値観ですのでなんともいえません。今まで知られてなかった情報を見つけ出してきたことを評価してもらえるのならばクリックしてもらえるかもしれませんし。

でもリンクはともかく、トラックバックはちょっと違ってませんか?

確かにウチはリンク・トラバ・コメントは自由に受けるようにしてありますので、先方からこっちにリンクしてもらえるのはありがたいのですが、ただ「知らなかった」が記事に言及していると受け入れるにはかなり不可解さが残ります。
ウチの記事を見た人が言及されていると思って訪れて一文完結では申し訳ありません。(トラバ情報で完結してるし)
もちろん全てがそういう訳ではありませんし、自分の書いた内容をより詳しく掘り下げたり、分析されている素晴らしい記事からトラックバックされることがあります(これは本当に有り難いですし勉強になります)。

で、そういう一部の一文サイトの中には各所のニュース系サイトで取り上げられた記事に対して多くトラックバックしているのが気になるのです。記事のタイトルを見るとニュース系サイトで見かけたタイトルが並んでいます。
さまざまなニュース系サイトで色々なブログ記事が紹介されています。実際にその記事を見に行くと「あれ?ここにもあそこと同じサイトからトラックバックされてる」ってことがよくあるんです。もちろん感想も同じく一文。
ニュース系サイトで紹介されて、アクセスがアップする記事をピンポイントでトラックバックしてきてるみたいなんですよね。サイト巡回を頻繁にしているのか順番も早めです。
確かに遅くなると下のほうになってしまってリンクされる効果も薄い気がしますので、管理者もそれなりに早めにチェックして投稿するために労力を使ってるみたいです。そうやってランキングのために精を出しているのでしょうか。

で、それはクリックランキングの上位に名を連ねるのがステータスになっている現状も要因なのかもしれません。
クリックランキングの場合はクリックしてもらってなんぼという状態なので、とにかくアクセスしてもらって、クリックしてもらうことでサイトのランキングが上昇する訳で、ランキングに固執しているサイトは「サイトに人を来させる」から「いかに自然にクリックさせるか」に重視しているようです。なので今回のようなサイトはネタは他人任せで、とにかく収集に徹する訳です。
でも「それならば普通のニュース系サイトと一緒ではないか?」と思ってしまうのですが、ブログ登場以前から存在するニュース系サイトは、例えランキングに参加しているといってもクリックによるものではない「ReadmeJapan」のようなサイト全体の参照数を楽しむものです。なので「いかに人を呼べる情報を収集できるか」という部分が重視されます。
ちなみにウチでも(自分の勉強用に)ランキングシステムを提供していますが、ウチの場合も画像を貼るだけで機能し「参照された数」のランキングで、しかもページ別ですので、最近読まれている記事がわかるというものです。サイト全体ではなく、いかに読まれる記事を書いているかに重点を置いたシステムになっています。またウチの場合はランキング上位者のサイトが本になるわけでもないですし、賞品が出るわけでもないし表彰もありません。しかも「クリックしてください」というような催促もなく、ページが参照されれば自動的にカウントされるシンプルな仕組みになっています。
そんな「参照」だけではなく、さらに「クリックさせる」ために1つのネタに対して1つの記事を作成しているんでしょうか。ニュース系やランキングに固執していないブログサイトは、1日分まとめてか数回にわける程度でページを生成しています。1つのネタに1つの記事では、書き手も読み手もサーバーもみんな負担が大きいですね(笑)

さて今回、これを書こうと思ったきっかけは「お仕事日記」のランキング操作疑惑や絵文録ことのはさんのトラックバック・ポリシーを作ろう。ルールやマナーに悩む人のための作成ガイド [絵文録ことのは]2005/05/24さんの記事を見ての、最近思っていたことを出してみました。

 やはり現状は各自の「トラックバック・ポリシー」をブログごとに明記しておくのがいいだろう。そのポリシーを作りやすくするために、以下、項目を挙げてみた。選択式になっているので、自分のトラックバックに対する考え方を選んで(あるいは追記して)エントリーにしておき、トラックバック欄やサイドバーから参照できるようにしておくと精神的。

というわけで、トラックバック・ポリシーに関して、ウチの場合は

[基本]
・このサイトへのトラックバックは完全フリーです
・トラックバックは関連記事からであればうれしいです
・内容に関係があってリンクもしている記事からは、トラックバックを遠慮せずにできるだけしてほしいです
・ここで挙げたポリシーは自分自身にも当てはめます。

となります。他にも詳しくポリシー提示できるのですが、ウチはとりあえずここまでにしておきます。
皆さんも、トラックバック・ポリシーを作ろう。ルールやマナーに悩む人のための作成ガイド [絵文録ことのは]2005/05/24にテンプレートが用意されていますので、それを使って、自分なりのポリシーを作成されてはいかがでしょうか?

関連記事:トラックバック・ポリシーを作ろう。ルールやマナーに悩む人のための作成ガイド [絵文録ことのは]2005/05/24


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