今やネットで流通する文書ファイル形式の代名詞となっているAdobeのAcrobat Readerになんと、セキュリティ・ホールがあったそうです。へぇ~という感じ。バグではなくセキュリティホールと扱うところがこのソフトの波及規模を暗に知らしめている気がします。
セキュリティ・ベンダーである英NGSSoftwareは現地時間3月3日、米Adobe Systemsのビューア・ソフト「Adobe Acrobat Reader 5.1」にセキュリティ・ホールがあることを明らかにした。細工が施されたファイルを開くと、ファイルに仕込まれた任意のプログラムを実行させられる恐れがある。
対策はアップグレードすること。最新版の「Adobe Reader 6.0」には、このセキュリティ・ホールはない。NGSSoftwareでは、このセキュリティ・ホールの深刻度(Severity)を「High Risk」に設定している。