海老の天ぷら。尻尾まで食べてますか?意外な効能があるそうです

あなたは海老の天ぷらを食べるとき、尻尾まで食べますか?
まぁ仕事の関係(笑)で、海老天やエビフライを調理するわけですが、だいたい半々くらいで尻尾を残す人がいます。
今日、同じような尻尾を食べかった人が「そういえば若い頃、駅近くの天ぷら屋でえび天の尻尾を食べなかったらお代はいらないよ!!って怒って言われたんだけど、そういうもんかね?」という話がありました。
まぁ確かに、天ぷらは基本的に尻尾も食べられるように(うちでは)調理しているわけなので、食べてもらった嬉しいのですが、人によっては「噛んで砕けた殻が口の中に刺さるのが嫌だから」食べないという人が多いと思います。
ですが、おそらくこの店の店主の場合は「全部食べてもらえないよう代物にお代を頂戴するわけにはいかないがや」という気持ちだったのでしょう。ちなみにその人は「あ、そ。ごちそうさま」といって払わずに帰ってきたそうです。
さて「じゃあわざわざ少しの危険を冒してまで尻尾を食べるのに、何かメリットはあるのか?」という話にうつります。

確かに「出されたものは残さず食べよ」というコトもあるわけですが、この殻には意外な効能があるようです。
昔から「海老の天ぷらは尻尾まで食べれば食あたりしない」という言葉があるのですが、どうやらこれは本当のコト、この尻尾(殻)の部分に含まれるキチンキトサンというが患部に直接効く訳ではないのですが、自然治癒力や生体調節機能をバランスよく保つ効果があり、他にも人口皮膚や抗がん剤、アトピー改善などにも応用されているそうです。
そして、このキチンキトサンは先記の通り、尻尾(殻)の部分に含まれ、他ではなかなか摂取できないそうなのです。ということで、海老を食べたときくらいにしか摂取することができない要素なので、天ぷらなどで食べるときは尻尾も食べておきましょう。