人様のPCというのはいろいろなアプリがインストールされているので、メーカー製PCとかだと「これって本当に必要なの?」というものが中にはありますね。もちろん、その後にネットをしている最中にセットアップしたものも含まれるのですが、毎回サブウィンドウが開くのは自分にとっては苦痛。しかも自分はタブブラウザで不必要なものはポップアップ禁止設定をしているので、ページビューごとに開かれると「きー!!」となってしまいます。
そんなポップアップウィンドウで見かけるのに「JWord」関連のものがあります。アドレスバーから検索ができるという点ではその手の方には重宝するのかもしれませんが、とりあえず自分には必要なく、たまにまっさらのブラウザでこの検索を使うと、検索結果を表示したページでいきなりセットアップの許可申請が出ると「うわっ」となってしまいます。そりゃぁ間違えられても仕方ないのかも?!
トレンドマイクロのセキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター2004」では、Internet Explorer対応の日本語キーワードプラグイン「JWord」をスパイウェア「ADW_CNSMIN.A」として検出してしまう。同社では、ウイルスバスター2004とJWordの併用方法を解説したWebページを公表した。解説によると、「JWordで使用している一部のモジュールが海外のスパイウェアで利用されたため、ウイルスバスターではスパイウェアとして検出してしまう」という。ウイルスバスター2004をインストールしたPCでJWordを利用するには、ADW_CNSMIN.Aとして発見されるJWord内のモジュール「cnsio.dll」をウイルス検索の除外ファイルとして設定し、Internet Explorerの一時ファイルを削除する必要がある。
なおトレンドマイクロでは、JWord自体はスパイウェア的な活動を行なわないとしている。
ともかくウィルスバスターとJWordをどちらも使用している人は注意してください。
関連記事:トラブルシューティング(トレンドマイクロ)
元記事:ウイルスバスター2004が「JWord」をスパイウェアとして誤検知