MSXは子どもの頃に友人が何人か持っていました。
自分はこの頃はまだ手に入れることはできませんでしたので、友人宅に行ってもファミコンよりもMSXのゲームをやっていたものです。あれから20年余、最近はMSX MAGAZINEがの保存版が発刊され、一部で懐かし注目を浴びているわけですが、唯一人、MSXで全楽曲を制作しているaraki kenta(荒木健太)さんが発売するアルバム「MSX TYPHOON(MSXタイフーン)」は、まさにMSXだけで制作されたアルバムだそうです。
メーカーによってパソコンの規格がバラバラだった80年代初期に、アスキーとマイクロソフトの共同開発による初の統一規格パソコンとして1983年に発表された、8ビットパソコン「MSX」。そのアイディアは歓迎されて多くのメーカーから対応ハードが発売され、全世界で累計400万台以上のセールスを記録。発表から20周年を迎えたのを機に『MSX MAGAZINE 永久保存版』が発刊されるなど、現在もなお多くのファンを持つMSXですが、そのMSX一台のみを使って制作されたという驚異的なアルバムがリリースされることに!今聴くと、きっと「テクノ」な感じがするんでしょうね。