金融機関が揃って導入を検討している静脈で認証する「生体認証」システム。初めて利いた時から気になっていたトコロを教授が指摘していました。
それは本人なのに「本人でない」と誤認されること。
内田助教授が問題視するのは、精度が100%でない以上、生体情報を登録した本人をATMの認証装置が本人と認めない「本人拒否」が、わずかな確率でも、起こり得るという問題だ。本人拒否に遭えば、自分には全く非がないのに、預貯金を引き出せない可能性がある。例えば指紋認証。ゲームセンターでコインを出し入れするのに導入していたトコロを利用していた嫁さんは、ある日認証できなくなり結局コインは入れたままになってしまったそうです。同じゲーセンで手相占いのにしたって、「人は一週間で変化します...」とかいい加減そうなコト言ってたりして...まぁこれは商売的に仕方ないですが。
人は出産や手術などで体質が変わるといいますので、静脈に関してもそうなのかなぁと思うのです。なので詳しくはわかりませんが、認証で失敗するようになった時には窓口で本人確認できたら改めて静脈を取り直したりしてくれるようになるのでしょうか。