「バカの壁」が売れているという話を聞いていたのですが、どっこい、発行部数の記録を塗り替える本があったのですね。しかも3年越しでの記録更新というのはまさに「ベストセラー」。でもベストセラーの基準ってどうやって決めてるんでしたっけ?
確かベストセラーはそれまでの作品の発行部数と比較して大幅に部数を伸ばしたら言われるんでしたっけ?作家片山恭一さんの小説「世界の中心で、愛をさけぶ」の発行部数が7日、251万部に達し、国内作家の小説としては、村上春樹さんの「ノルウェイの森」を抜き、過去最多部数となった。
「世界の中心で、愛をさけぶ」は2001年4月出版。突然の重い病に冒された女性と、その恋人との切ない恋愛をみずみずしく描いている。
出版科学研究所などによると、国内の作家の小説単行本では、1987年9月に出版された「ノルウェイの森」上巻の238万部が最多だった。