PDAなどコンパクトな携帯端末が続々と登場し、携帯電話も多機能になって、そのうち携帯電話で普通にOSが動くんじゃないかと思うこの頃です。
(まぁ何でも携帯電話に結び付けてしまうような時代になってきましたね)
さて、携帯まで小さくはないのですがはがきサイズというとかなり小さいですよね。いわゆる手のひらサイズで。そこでWindowsを動くマシンが発表となりました。WindowsCEではないところが今までのPDAとは違うところでWin95からXp、Linuxも動くということですが、キーボードがないのでタッチパネルに対応させる必要があるようです。
長野県の三石印房は、はがきサイズで薄型・軽量重視のモバイルPC「HagakiPC」を開発した。同社では、大きさ135(W)×109(H)×18(D)mm、重さ約340gの試作品の開発に成功。今後はOEM提供などを予定しており、現在、提携先を模索中だ。価格は10万円以下が想定されるとのこと。
ちなみに開発者のひとり言が掲載されていました。
プロジェクトをスタートさせて1年間の大半を基板設計に、もう半年間をボディー設計に費やした。実際に使い勝手を確かめながら改良を進めた。開発費を削っていることからオシロスコープは持っていないので手探り状態が続き、大変苦しかった。資金的な問題や技術的な問題が生じて開発が中断したこともあった。失敗しても一つ一つ解決されていくと、このうえなくうれしい。使ったら手放せなくなるPDAを目指したい。