先日、プチオフでお会いした主婦の方との会話の中で、その方のお宅が「オール電化」住宅という話題になりました。その会話中、ふっと浮かんだのが「停電になった場合はどうなるんだろう...」という単純な疑問。訊ねてみると案の定、恐ろしい体験談が返ってきました。
オール電化住宅でも、基本的に無停電装置や自家発電装置はついていないので、停電になると全ての生活機器が使えなくなるそうです。テレビなどAV機器や照明はもちろんですが、調理機器、風呂も全てダメ。幸い風呂の場合は温水器のおかげでしばらくは温かいお湯がでるそうですが、東海集中豪雨があった4年前、引っ越してきたばかりで、防災用具もそろえてなかった当時、ろうそくもなく本当に真っ暗な家で一夜を過ごしたそうです。そんな台風や集中豪雨で停電となり、それを知ってか知らずが、とんでもないヤツもいるものです。
安田町正弘の正弘郵便局(武本広勝局長)で先月31日、台風16号の影響で局内が停電し、警報装置が作動しない間に現金約400万円が盗まれていたことが2日までに分かった。安芸署が窃盗容疑で捜査している。そんな大雨の夜中に外をうろつく人もいないでしょうし、おそらく計画的な犯行だったのでしょう。いやほんと、停電は怖いです。
調べでは、郵便局内や事務室の窓ガラスが割られており、室内にあった鍵を探し出して金庫を開けたものとみている。
郵便局周辺は30日午後9時ごろから31日午前10時ごろまで停電。31日午前2時に警備員が見回りした際には異常がなかったことから、武本局長が郵便局に出勤してきた31日午前8時ごろまでの間の犯行の可能性が高い。
郵便局には侵入者を関知する警報装置が設置されているが、停電時間が長かったため、装置と予備電源が作動しなかったという。