QRコード(二次元バーコード)のPRがTVCMでも頻繁に流れるようになり、新聞や雑誌などでも「簡単アクセス」と掲載するケースが増えてきています。今までのアクセスコードよりも入力がいらない分、さらに簡単に目的サイトへアクセスすることができるようになってきました。
ところが、それよりももっと簡単にメールの取り寄せができる技術を大日本印刷が開発、販売するそうです。
それは、ICタグを持った利用者(ユーザーとか顧客)が、気になる電子ポスター(にはICタグを読み取る装置が埋め込まれているそうです)にかざすだけで、ICタグにあらかじめ登録しておいたメールアドレスにそのポスターに掲載さてれているものの詳細な情報を届けてくれるというもの。
『電波ポスター』は、サービス利用者が、ICタグをイベント会場や商業施設などに設置されたICタグリーダ内蔵ポスターに、かざすことにより、そのポスターの内容に関連した電子メールが、サービス利用者の携帯電話に自動送信されるシステムです。電子メールに、より詳細な情報へのリンクを埋め込むことにより、携帯画面を使ったクーポン券の配布や、キャンペーン情報へダイレクトにアクセスを促すことなどが可能です。DNPは、平成13年9月に『電波ポスター』を開発し、以来、商店街向けのキャンペーンシステムや観光案内システム、アトラクション向けなどの用途で実用化しています。これまた便利なシステムですね。QRコードも便利ですが、実際に使ってみるとカメラを構えてきちんと枠内にコードを収めて、読み取ってアクセス...。に比べて「かざせばメールが届く」という方がさらにラクなことは誰の目にも歴然です。