2004年10月08日 [236]
筆者:こうめい 2004年10月08日 | コメント(0件) | TrackBack(0件) | [Edit]

見えるラジオから聴けるケータイへ はてなbookmarkに登録する

広がりが難しかったラジオ技術に見えるラジオ(FM文字多重放送)があります。カーステや据え置き型も発売されてはいますが、特殊ということでお値段も少々高め。車に関してもカーナビに標準搭載のもの以外にオプションでつける人は少なそうです。逆にAMステレオは影は薄いものの着実に普及し、新型カーステのほとんどが対応しているようです。
さて、「ラジオが見える」という謳い文句から、今や時代は「ラジオが聴けるケータイ」へと着々と進化しています。災害時にはラジオを持ち合わせていなくてもラジオ付携帯電話であれば多少は救われるかも。(FMがどこまで災害情報を放送してくれるかによります。阪神淡路大震災の時、NHKは放送してました。)

そうなってくるとFM各社もすでに完成の域に達している感のある見えるラジオに設備投資するよりも、まだまだ広がりを見せる携帯電話向けコンテンツに設備投資した方が今後を見据えれば当然のこと。となればこの買収も当然ですね。

  エフエム東京は8日、携帯電話向け情報配信のジグノシステムジャパンを買収すると発表した。ジグノが実施する第三者割当増資を引き受けるとともに、株式公開買い付け(TOB)を実施し発行済み株式の54%を取得する。買収総額は約114億円。買収で音楽や画像データ販売などの携帯電話向けビジネスを強化する。 
 
 KDDIが昨年にラジオ受信機能を内蔵した携帯電話を発売したことを受け、携帯電話でラジオを聞く消費者が増えている。携帯電話向けにアイドル画像や着信メロディーの配信などを手掛けてきたジグノの技術を使い、ラジオ番組と連動した映像や音楽などのコンテンツ(情報の内容)販売に力を入れる。
どんどん携帯電話への依存度が高くなるのが良いのか悪いのかは皆さんの判断に任せます。ラジオ受信機能がつけば、それだけ価格も多少上乗せされるわけで...

元記事:NIKKEI NET:企業 ニュース


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