またまた携帯電話を使った新しいシステムの発表です。
今回は携帯をテレビのリモコン代わりに使うことにより、チャンネルの操作履歴をサーバーへ送信するというもの。これで視聴率調査をやってしまおうってんだから凄い。しかしいろいろなことを考えますね。
NHKは4日、NTTドコモ、サイバードと共同で、携帯電話を使ってテレビ視聴率を調査する「テレビ視聴履歴調査システム」を開発したと発表した。赤外線通信機能の付いた携帯電話をテレビのリモコンとして使いチャンネルを変えると、その操作履歴が携帯電話からNHKのサーバーに送信される仕組み。NHKは、11月に実施する全国視聴率調査の一部で同システムを試験採用する予定。これっていわゆるキーロガーですね。
ともかくテレビでもメーカーがいくつもあり、また型番によって仕様が違うので「リモコンとして使えない」というkとはないのでしょうか。また、ケーブルテレビだとチャンネルポジションも違うし、チャンネル操作はビデオを使ってる人もいるかも...と考えると、膨大な数のリモコンを学習させておく必要があるような気がするのですが、果たしてそこはどうやってカバーするのでしょう。
と、もう一つ気になるのが「視聴料未納問題」を視野にいれているのではないかという点。何気に携帯電話のそばでチャンネルを変るのを、携帯が傍受し勝手にNHKのサーバーへ送信すると...「ウチはNHK見てないから払わないよ!!」という場合に証拠として出してくるとか...と考えるのは気にしすぎですかね。