MSNの新しい検索エンジンのベータ版が12日に登場するようです。「またベータ版か」といいたいところですが、今回は正式版の登場をきちんと予告している(来年早々と大まかですが)点と、最終フィードバックを受け付けるという意味では十分に評価できると思います。はたしてGoogle、Yahoo!の脅威となるのか見物です。
マイクロソフトは、同社ポータルサイトMSNの検索エンジンのベータ版を新たに公開する。2年以上の歳月をかけて開発したものとされており、従来よりも適切な検索結果が得られる、という。ベータ版の公開は12日からで、正式版は来年早々にも導入される見込みだ。これまでの検索パターンとまた違ったシステムが加わることはバリエーションが増えて、より見つけやすくなってユーザーにはうれしいことです。最終的にはデスクトップ検索まで視野に入れているようですし。
今まで同社は、2度にわたって新検索エンジンの試作版を公開してきたが、今回は試作版でのフィードバックの反映などの改良が加えられ、新たにベータ版として公開された。検索できるドキュメント数は50億以上と従来よりも増加させたほか、インデックスされるデータの更新頻度をいっそう上げたことで、タイムリーで正確な情報ができるだけ素早く検索できるようになったという。