先日、ビール風アルコール飲料への増税のニュースがあったばかりだと思うのですが、そんなこともお構いなしなのか寝耳に水なのか、キリンも参入を表明したようです。
キリンビールは18日、「第三のビール」といわれる低価格のビール風アルコール飲料への参入準備を進めていることを明らかにした。商品はほぼ開発済みで、複数の工場で生産体制づくりを進めている。政府税制調査会(首相の諮問機関)は今後の税制改正答申でビール風アルコール飲料への課税のあり方を含めた酒税見直しを提言する見込み。その動向や今後の需要予測などを踏まえて最終決断する。まぁ、この手のアルコールは自分は飲まないので直接関係ないのですが...。
参入準備は荒蒔康一郎社長が表明した。すでにサッポロビールが「ドラフトワン」、サントリーが「スーパーブルー」を発売し、希望小売価格が350ミリリットル缶で125円(税抜き)の低価格で売り上げを伸ばしている。キリンも同価格帯を想定しているもよう。複数工場で製造することを前提に酒税法に基づく製造免許を申請した。生産する場合は他社への対抗上、全国に供給できる体制を目指す。