2004年12月15日 [366]
筆者:こうめい 2004年12月15日 | コメント(2件) | TrackBack(0件) | [Edit]

続きもある「一富士二鷹三茄子」には諸説いろいろ はてなbookmarkに登録する

もう話題が年明けばかりになっているのは、すでに忘年会も終了し、淡々と年の瀬を迎えるだけ、クリスマスも嫁さんが帰省しているので一人だし、何か自分へ買おうにも余裕がない(?)ので、さっさと年明けて東京に行かせてくださいという願いが込められているからです(笑)
さて、そんな年明け、みなさん初夢って見ますか?自分は毎日のように夢を見ていますので、意識なく過ごしていますが、縁起が良いといわれる「一富士二鷹三茄子」を見たことはありません。

そんな「一富士二鷹三茄子」ですが、なぜ言われるのか諸説があるようです。

徳川家康は出身地である駿河(現在の静岡県静岡市周辺)の国で自慢できるものは「1富士・2鷹・3茄子(家康は茄子が大好物だったらしい)」と常日頃言っていたと言うのです。引用:雑学大作戦:知泉より
ほかに
富士は一番高い霊山・鷹は一番強い鳥・そして茄子は「成す(成就する)」に繋がると言う意味。
また
富士は標高、鷹は飛行高度、茄子は正月に高騰ということで、3つとも「高い」に由来する(昔は初物のナスというと諸大名が儀式に一個を一両ほどの高値で買い上げていたそうで、正月に初物のナスを食べるのは贅沢なことで金持ちでなければできなかったそうです。ナスは高温作物のため冬に作るには、温度対策など随分と手間暇かけなければ作れず、正月のナスは庶民にとって高値の花だったそうです)
や、
富士はその形から末広がりで子孫や商いの繁栄を、鷹は高く舞い上がるから機運上昇を、茄子は毛がないので「怪我無い」と洒落て家内安全を表す
といったところも有力説になっています。

そしてこの続きに

四扇五煙草六座頭

というものがあるそうで、これが一緒に言われ始めたのか、後から付け加えられたのかは不明だそうですが、「扇は末広がり、煙草は煙が上に上がっていく、座頭は髪を剃った盲人」という意味に取れば、最後に紹介した説と同じような意味合いを持っているようです。


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