名古屋に昨秋、あおなみ線という第3セクターの鉄道が開業しました。ここの中に「名古屋競馬場前」という駅があります。通称「土古(どんこ)」(競馬場)で親しまれているのですが、この競馬場も駅開業早々に廃止の方針で話がすすんでいます。一時期は終着駅でもある名古屋港金城ふ頭に移転するというプランもスッパ抜かれたのですが、それもいつの間にか立ち消え。大井のようにナイター競馬でもすれば多少は集客力もアップするかのように思えるのですが、現実はやはり難しいようです。それは名古屋に限ったことではないようですね。
地方自治体が運営する公営ギャンブル(競艇、競輪、競馬、オートレース)の収益悪化に歯止めがかからない。総務省の調べでは、馬券などの投票券売り上げは2003年度に2兆6800億円と前の年度より約2500億円(約9%)減少。公営ギャンブルから上がる自治体の収入も263億円と4年の間に3分の一に落ち込んだ。税収で赤字補てんする自治体も増えており、撤退の動きが加速しそうだ。結局のところギャンブルで儲かるのはJRAとパチンコ業界ということでしょうか?あとはカジノが本当に日本で実現可能なのか?ということですが、もしカジノが開場できるようになるとおそらく公営ギャンブルはほとんど全滅になるのではないでしょうか?
おそらく若者は寒空&灼熱の下よりも空調の利いた室内を好むでしょうから。それはすでにパチンコで実証済みということです。