2005年01月19日 [428]
筆者:こうめい 2005年01月19日 | コメント(0件) | TrackBack(1件) | [Edit]

便利なPC本体の起動終了タイマー「BootTimer」 はてなbookmarkに登録する

正月にキャプチャーチューナーボードを購入しました。それまではVGAカードに付属のキャプチャ機能を使用していたのですが、チューナーがついていないので、別途ビデオデッキとかCATVチューナーなどからビデオ端子で接続する必要があり、録画ボタンもタイマーがないので付き添って自分で録画ボタンを押さないと直接HDDにレコーディングできないなど正直面倒でした。なので意を決して購入しました。実際は「格安で並んでいたので飛びついた」というのが正しいのですが...。
さて、いよいよリアルタイム録画ができるようになると、次にしたいのが「録画する時間だけPCは起動していればいい」という欲。そんな希望を叶えてくれるソフトがフリーで公開されていました。

 BootTimerは、あらかじめ予約した日時にコンピュータ(以降PC)の電源を自動的に投入したり、稼働中のWindowsの自動シャットダウンやプログラムの起動をするソフトです。いわばPCのON/OFFタイマーと言えるものです。
ということで、あらかじめ「この時間に起動」と設定しておくだけ。しかもキャプチャボードの方がiEPGで録画予約できるのですが、このソフトも最近iEPGに対応したとのことで、実際にWEB上で予約作業を行う場合、普通はキャプチャカードソフトの録画確認画面が出て完了したら終わりなのですが、その後、このタイマーソフトの設定画面が表示されるので、わざわざ画面を呼び出す必要がありません。一括処理できる感じです。

しかも録画開始の何分前に起動させるかなどの設定もできるので少し早めの5分程前に設定し、万が一スキャンディスクが起動しても大丈夫なようにしておくことも可能です。

初回起動時に設定画面が出るので、指示に従って設定できますが、気になる点というか、仕様上仕方なかろうな点も数点ありますので紹介しておきます。

まず、BIOSをいじれる必要があります。BIOSのタイマー機能が使えるのが大前提となっていますので、マザボが対応し、かつ本人でBIOSの設定を変更できることが必要です。

次にWin2000やme、Xpなどで複数人で使用している場合は使えないかもしれません。というのも電源を入れて一度もマウスクリックやキーボードを叩かなくてもWindowsが完全起動する環境でないといけません。途中で起動するOSを選択(マルチブート)したり、ユーザーを選択(マルチユーザー)する環境では、そこで入力待ち状態となってしまうからです。
そのPCを自分しか使用しないのであれば、環境設定ソフトの窓の手などを使ってオートログインの設定が簡単に登録&解除できるので必要なときだけ設定するなどするのがオススメです。

あと、BIOSのタイマーで時間のみ設定できる場合、毎日その時間に起動してしまう(その時間にPCが起動中の場合は再起動はしません。つまり何も起こりません)ので、BIOSのタイマーはいつもPCが起動している時間を設定しておくとよいでしょう。
もしくは起動してすぐに終了するタイマーを毎日設定しておくなども手です。(逆に全く使わない午前5時などに設定し、その5分後に毎日終了させるなど)
この起動を利用してデータ収集を行うオートパイロットを動かすのも手かもしれません。自分は番組表の取得をこの勝手に起動する時間を利用して取得しています。普段するアクセスが多い時間よりも快適に取得できているはず(寝ているので未確認。いつも勝手に)です。というか、これも起動させなくてもいい方法があるのかもしれません。あれば指摘をお願いします。それから月日まで指定できるBIOSの場合はマニュアル通りに2001年1月に設定することで、毎日起動はしなくても済むようです。

使いこなせば非常に有用なソフトです。秀逸なソフトの公開感謝いたします。

配布先:BootTimer Support Page


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