スキミング被害で取りざたされているカード決済。「大金の入っている口座はカードは作らず通帳だけにして窓口を利用する」のが今のところイチバンの安全策だそうです。
さて、そんなカードやネット決済が危険視されている中で、納税をネットで行なうシステムを07年度から導入することが正式に発表されました。
47都道府県と政令指定都市13市は2007年度から個人や企業がインターネットを通じて地方税を払い込む「電子納税」を導入する。納税者の本人確認や申告、納付の手続きが一体的にできるシステムを共同で開発。自動車税や固定資産税、住民税などすべての税目で対応できるようにする。すでに国税では電子納税が導入されており地方も追随を急ぐ。納税手続きがネットで済めば、自治体や銀行などの窓口に出向く手間が省け、分割納付も容易になるなど納税者の利便性は向上する。自治体側も徴税コストの圧縮や徴収率の向上につながると期待している。
金融機関は今度はこう言うに決まってます。
安全保守のため、メンテナンスなどでコスト増しましたと。
両替の件だってそうです。行員に問えば「間違って金額を間違えると大変でしょ?だから機械のメンテナンスは重視してるんです」と。郵便局もそうでしたね。
結局利用者には還元されないシステムなんです。