高校も多様化してきました。九州熊本では焼酎醸造を習得する「醸造科目」が新設されるそうです。若い世代での担い手を育てるのが目的。地場産業の活性化にはもってこいな気がします。
球磨焼酎の本場、あさぎり町の県立南稜高校(冨永浩行校長、生徒645人)に05年度から、焼酎の作り方を体験的に学ぶ「醸造」科目が新設される。校内の実習室を改造した「焼酎蔵」で、仕込みから蒸留まで純米焼酎作りの全工程を学習する。高校で焼酎作りを専門的に学ぶのは、全国初。地場産業の担い手育成が期待できるとあって、地元の焼酎メーカーも一肌脱いだ。造った焼酎は販売はできず、分析用として残す以外は廃棄しなければいけないそうです。しかしながら高校生だからできた焼酎は呑めないですね。