カード偽造に対するもっとも防止法は「カードを作らない」そうですが、それじゃあ時間外は本当に使えないですし、時間内でも窓口で延々と待たされるとたまったもんじゃありません。それを緩和するためにカードが導入されたハズなんですが...。
偽造被害に対する補償はこれまでもあったようですが、ほとんどが適用されることはなかったということで、ここへきて「使える」補償制度を各機関が表明しています。りそなも具体的な防止策と補償案を発表してきました。
りそなグループは25日、偽造キャッシュカードによる不正引き出しへの対策を発表した。被害にあった顧客に対しては、顧客に責任がないと判断すれば補償に応じる。社内基準に照らして被害状況を調査し、弁護士などとも協議して責任の有無を判断する。同グループによると2003年10月以降、被害補償の要請は数十件あり、基準に照らして対応するとしている。そういえば他の機関では「本人確認」による取り扱いしか行わないサービスもできたそうで、普通にやっても10分近くかかるそうですが「安心・安全」を考えれば仕方ないのかもしれませんね。最後はやはりヒトということですね。