出勤や買い物などで町の中心部へのマイカー流入を抑えるために考えられたのが「パークアンドライド」というもの。これは駅近くに駐車場を確保し、中心部へ行く人がマイカーをここへ駐車し、公共交通機関を利用して出かけてもらうという政策です。これにより車の増加による交通渋滞を緩和しようというのが目的です。
各地で着々と実施されているのですが、なかなか実を結ばない自治体が多い中、沖縄ではゆいレールの開通とともに設置され、その利用率が実に9割を越しているという「超優良モデル地域」なのです。
最寄り駅まで自動車でアクセスし、公共交通機関に乗り換える「パークアンドライド」。沖縄都市モノレール古島駅の近くに、沿線で四カ所目となるパークアンドライド用の駐車場ができ、四月から利用が始まった。那覇市中心部へ向かう交通量を減らし、大都市並みの渋滞を緩和する対策が、少しずつ進んでいる。地元でも何箇所かで実施されていますが、閑古鳥が鳴く状態が続いているようです。特に設置はしても実際に目的地までの交通機関がきちんと整備されていないと意味がないわけです。乗換えが多かったり、交通費が高くつくようだと利用したくなくなりますもんね。そこら辺も各自治体の担当者様、検討願います。