テレビを見ていてたまにやってしまうのが、見えていない部分を覗き込んで見ようという行動。今でも「もうちょっとで見えるのに」とか思いつつやっちゃう人は多いのではないでしょうか?
立体映像技術が発表になった際に「しめた!!」と思った人は多いはず。
しかも今回はいよいよ製品化が現実味を帯びてきたハナシ。東芝が特殊なメガネなしに立体映像が見えるディスプレイを2年以内の商品化を目指して発表したそうです。
しかし、テレビが対応しても今ある生身の人間の出演している番組を立体化しようとするとかなりのカメラ台数(発表では16台)が必要となると思うんです。映画で3Dポリゴン技術で人の動きを取得する時だって立派な機械を使ってますからね。
机の上に置いた平面ディスプレーから目の前にないはずの飲料缶が浮かび上がり、手を伸ばすとつかめそうになる――。東芝は15日、新方式の立体映像ディスプレー技術を開発したと発表した。特別な眼鏡などなしで、斜めに見下ろすと立体映像が浮き上がり、バーチャルリアリティー(仮想現実)の世界を体験できる。ゲームや立体映画などに応用し、2年以内の製品化を目指す。24インチと15.4インチの二種類。正面から左右約30度の範囲なら自然な立体映像が見える。人形が目の前で歩いているような立体動画も可能。画面で光線をコントロールし、実物を見るのに近い状態をつくり出し、目が疲れにくいのが特徴。
絵本などの教育図書や飲食店のメニュー、住宅設計など幅広い需要が見込まれ、タッチパネルなどと組み合わせて製品化。将来は次世代テレビへの採用を見込む。