昨日、NHKの番組で多摩に著名なサクラの遺伝子を保存するための施設があるという話題がありました。多摩森林科学園がそうで、一般にも公開されているそうです。各種サクラがあるので、開花の時期も当然違ってくるそうです。
ちなみにサクラ保存林のライブカメラがこちらにあります。
昨日までこんな施設があることを全く知りませんでした。
さて、一方こちらはタイトルの通り「世界に一つだけの桜」という話題です。
世界で1種しかない桜が戦時中、塩尻市で発見されました。その後、その桜は山火事によって1本残らず焼失してしまいました。しかしこの桜は、戦時中片丘で教職をとられた一人の先生の手で、東大日光植物園に株分けされていたのです。
そしてその桜は世界に1本しかない貴重な桜として、和名「カタオカザクラ」、学名は片丘で生を受け幼くして亡くなられた先生のご令息の名前が献され、「ノリオノサクラ」と命名されて大きくなっていたのです。
元記事:My自治体ニュース 第194号