2005年06月04日 [749]
筆者:こうめい 2005年06月04日 | コメント(0件) | TrackBack(0件) | [Edit]

計算上は300kmでも打ち返せる打撃ロボット はてなbookmarkに登録する

先日、ゼッタイに負けないけど恐ろしく遅出しするじゃんけんマシーンが発表されました。デモ動画を見ると、明らかに遅出ししてると感じるものでした。まぁあれで稼動速度が向上すればそれも解消されるのでしょう。
さて、今度は同じような解析技術を駆使してバッティングマシーンが発表されました。

 ボールの軌道をコンピューターで瞬時に予測し、バットで打ち返す―。広島大大学院工学研究科の石井抱助教授(35)は、理論的には時速300キロの投球もヒットにできるバッティングロボットを開発、9日から始まる愛知万博の「プロトタイプロボット展」に出品する。
 マウンド寄りに置かれた2台のカメラが、ボールの3次元画像を、人間の目の約30倍に当たる秒間1000コマ単位で瞬時に解析。その情報を受け取ったロボットはバネの力でバットを振り、ストライクゾーンの投球だけを打ち返す。
 今のところ、強度の問題から時速50キロ以下の投球で性能を試しているが、石井助教授は「時速300キロのボールを打ち返すことも可能」と説明する。

早く打つためには軽量化が必須。すると強度の問題が出てくると、なかなか目の前の壁は高そうですね。
あとはパームボールなど自然の力で変化するボールにどれだけ対応するかというのと、実際に最終解析点がどこかによってフォークなど、投球開始時点ではストライクゾーンに向かっているが、終盤はボールになるというケース、それからマウンド寄りにおかれることが通常の野球では反則になりませんか?などありますね。

打席の視点でこれだけの解析が可能になると面白そうです。
でも未来の野球でその技術が応用されることは望みません。

元記事:ニュース一覧:300キロの球も打ち返す?


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